日本製鉄広畑が8年ぶりの都市対抗本戦出場、ルーキー・川瀬航作投手が好投

社会人野球ドラフトニュース2020年ドラフトニュース2019年ドラフトニュース

都市対抗近畿地区2次予選は、日本製鉄広畑がNTT西日本を下し、8年ぶりとなる都市対抗本戦出場を決めた。ルーキー・川瀬航作投手の好投が光った。

NTT西日本キラー

川瀬航作投手は京都学園大(現・京都先端科学大)でサイドから146キロの速球を投げる投手として注目されていたが、プロ志望届を出さずに、坂本光士郎投手、森原康平投手などがプロ入りしている日本製鉄広畑に進んだ。

日本製鉄広畑はプロ野球選手を輩出しているものの、都市対抗本戦には7年間出場できていない。その坂本投手、森原投手が付けていた背番号11をもらった川瀬投手は、2次予選第1代表決定トーナメントのNTT西日本戦で5回1/3を投げて1失点に抑える好投を見せ、チームを決勝に進出させた。

しかし、第1代表決定戦では、三菱重工神戸・高砂の守安投手にチームが抑えられ、登板しなかった川瀬投手は社会人のレジェンド・守安投手の投球を目に焼き付け、「守安さんぐらい投げる」と奮闘を誓った。そして第2代表決定トーナメントの決勝で再び対戦したNTT西日本を、9回5安打無失点に抑えて完封し、チームを8年ぶりに本戦に導いた。

「8年間も出られていなくて、出られない気持ちはわかっていないと思う」と話したが、「そういう時に獲ってもらったからこそ東京ドームで野球をするというのを目標にやってきた。少しでも長く東京ドームで野球ができるように」と話し、頼もしいルーキーは東京ドームでも好投を誓った。

日本製鉄広畑には、149キロ右腕の宮田康喜投手もプロが注目する。川瀬・宮田のリリーフは本戦でも注目したい。

日本製鉄広畑のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

森原(楽天)、坂本(ヤクルト)と2代続けて日本製鉄広畑からプロに進んだ出世番号「11」を背負う22歳は「8年間も出られていなくて、出られない気持ちはわかっていないと思うけど、そういう時に獲ってもらったからこそ東京ドームで野球をするというのを目標にやってきた。少しでも長く東京ドームで野球ができるように」と新人らしからぬ頼もしい口調で話した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント