JR東日本が都市対抗本戦出場、太田龍投手に巨人、ロッテ、DeNA「12人に入る」

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都市対抗野球東京2次予選では、JR東日本が明治安田生命に勝利して本戦出場を決めた。ドラフト1位候補の太田龍投手が153キロを記録し、ネット裏には日米10球団のスカウトが投球を見守った。

2番手

太田龍投手は190cmから最速153キロの速球を投げ、今年は先発エースとして期待をされていた。しかし春先から先発で調子を掴めず、この都市対抗2次予選でも鷺宮製作所戦で先発したものの、2回で降板をしている。

ただ、リリーフで登板すると、昨年の都市対抗本戦や、この2次予選でも東京ガス戦で、力のある球を容赦なく投げ込んで結果を残した。太田投手は「リリーフの方が合ってるのかな」と話している。

この日、JR東日本は左腕の伊藤将司投手が先発した。太田投手は「今日は先発でないのはわかっていたので、いつでも行ける準備はしていた」とリリーフで待機をすると、3回2アウト1,3塁のピンチでマウンドに上がった。ストレートは常時145キロ超、球場表示で151キロ、スカウトのスピードガンで153キロの速球を投げ、この回のピンチを抑えると、3回2/3を投げて2安打1四球4奪三振で無失点に抑えた。

「初戦は変化球でカウントを取りにいって駄目だったので、右打者のアウトローが生命線。真っすぐが持ち味なので、もう1回磨いてきた」と話すように、ストレートをどんどん投げ込んだ。明治安田生命打線もストレートを狙って振ってきたが、それでも振り遅れていたくらい球威があった。堀井監督も「太田は力でねじ伏せる方が、今の時点では合っている。」と話し、全力で短いイニングを力で押すことを指示、そして体力が落ちてくるとすぐに降板をさせ、リリーフの西田光汰投手が最後を締めた。

この日は日米10球団のスカウトが視察した。

◎巨人・織田スカウト:「真っすぐを軸に腕が振れると、魅力的な投球ができる」

◎千葉ロッテ・永野チーフスカウト:「12人に入ってくるでしょう。これが指針になって、フォームが確立されてくれば」

◎横浜DeNA・吉田スカウト部長:「素材が素晴らしい。きょうは特に躍動感があった」

まだ課題もあるものの、投げるストレートの球威と球速は今年のドラフト候補で最上級、ドラフト1位で指名されるのは間違いない。

これでJR東日本は10年連続で都市対抗本戦出場を決めた。そして、ドラフト会議でも昨年まで8年連続で選手が指名されており、今年も太田投手の指名は確実そうで、9年連続プロ野球選手誕生も間違いなさそうだ。

JR東日本のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

日米10球団のスカウトが視察。巨人・織田スカウトは「真っすぐを軸に腕が振れると、魅力的な投球ができる」。ロッテ・永野チーフスカウトは「これが指針になって、フォームが確立されてくれば」とさらなる上積みを期待。堀井哲也監督(57)は「太田は力でねじ伏せる方が、今の時点では合っている。若い投手がプレッシャーのある戦いを分かったので、またドームでは違う戦いができる」と手応えを口にした。

 DeNAの吉田孝司スカウト部長も「素材が素晴らしい。きょうは特に躍動感があった」と絶賛した。

ロッテ・永野チーフスカウトは「(1位指名の)12人に入ってくるでしょう」と評価した。

プロ注目で最速151キロ右腕・太田は3回2/3を投げて、2安打1四球の無失点で勝利投手となった。3回2死一、三塁で登板。最初の打者には四球を与えるも「ゾーンにしっかりと狙って投げられたので次の打者で打ち取ろうと思っていた」と次打者を遊ゴロに打ち取った。

同い年の仲間の気持ちを受け継いだ。3回に3点を先制され、なお2死一、三塁で2番手に太田龍投手(20)が登板。ピンチを断ち切った。西田は「龍には普段の練習でまっすぐのコツを教えてもらったり、皆さんが思っているようなライバルという関係ではありません。仲間という意識が強いです」と打ち明けた。

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