侍ジャパン社会人代表に投手BIG4は入らず、ドラフト日程影響か

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台湾で10月14日から行われるBFAアジア野球選手権に出場する、侍ジャパン社会人代表が発表された。ドラフト会議での指名が有力な選手は選出されず、大会中に行われるドラフト会議に配慮した可能性がある。

ドラフト指名有力選手入らず

社会人代表メンバーは、こちらの通り。侍ジャパン社会人代表候補一覧(2019)

ドラフト会議で上位候補として名前の挙がる、JFE西日本・河野竜生投手、東海理化・立野和明投手、JR東日・太田龍投手、東芝・宮川哲投手は代表入りしなかった。

河野投手は肘の状況により合宿でも登板しておらず、立野投手は秋のオープン戦の状態も良くない事などがあるが、大会は10月14日から20日まで台湾で行われ、10月17日に行われるドラフト会議と日程がど真ん中で重なることもあり、ドラフト会議で指名が有力な選手は配慮された可能性もある。

ただし、東芝の岡野祐一郎投手、トヨタ自動車・嘉陽宗一郎投手や日本通運・稲垣誠也選手、大阪ガス・小深田大翔選手といった指名の可能性のある選手は代表入りしているため、参加するかしないかは選手に意思を確認したのかもしれない。逆に言うと、代表入り無かった選手が、ドラフト会議で指名が有力な選手とも考えられ、JFE東日本の本田健一郎投手、四国銀行の菊池大樹投手などはドラフト会議での指名があるのかもしれない。

優勝を

侍ジャパンは、大学生世代が結果を残しているものの、トップチームとU18でなかなか優勝を手にすることができず、社会人も昨年のアジア競技大会では韓国に敗れて銀メダルだった。韓国や台湾はプロも混ざったチームで強豪だったが、代表としてはやはり金メダルを期待したい。

投手では東芝の岡野祐一郎投手と、制球力のある堀誠投手、嘉陽宗一郎投手を軸に、ベテランの佐竹功年投手へとつなげたい。また1年目の藤井聖投手にも期待したい。

野手では小深田大翔選手、稲垣誠也選手と、そしてポイントとなりそうな皆川仁選手が引っ張り、長距離砲の沓掛祥和選手などで得点を奪いたい。

代表は10月9日~11日にJX-ENEOSの等々力グラウンドで直前合宿を行い、14日~20日の大会に臨む。

侍ジャパン社会人代表候補一覧(2019)

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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