中日ドラフト3位、東芝・岡野祐一郎投手は4回7安打3失点で社会人野球終える

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中日がドラフト3位で指名した東芝の岡野祐一郎投手は、この日の王子戦で先発をしたが4回7安打3失点で降板し、3年間プレーした社会人野球を卒業する。

感謝の気持ちを結果で示せなくて

岡野祐一郎投手はこの日の王子戦で先発をすると、「緊張した」という初回に制球に苦しみ、1アウト満塁のピンチからフォーク、チェンジアップを投げたものの連打を浴びて3点を失った。2回以降は「直球主体の配球に変えました」と話し、最速144キロだが低めに投げる投球で2回から4回までは散発の3安打で無失点に抑えて降板した。4回7安打2奪三振1四球3失点という内容だった。

この投球を視察した米村チーフスカウトは、「初回は力みがあったけど、2回以降が彼本来の投球。決して大崩れせずトータルで試合を作るクレバーさがある」と話し、担当の小山スカウトも「制球力と粘り強さが彼の武器。今年はどの試合を見ても安定していました」と、総合的に判断をしたことを話した。

この日はドラフト指名後の投球で、岡野投手にとって社会人野球最後の大会となる。3年間投げた社会人野球に「最後だから優勝したかった。会社への感謝の気持ちを結果で示せなくて悔しいです」と話した。そして来年から立つプロの舞台に向けて「これからもっと厳し世界に飛び込むことになる。今日の経験を生かさないといけない」と話し、「勝てる投手」になると誓った。

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