日本通運監督に、「奇跡のバックホーム」で有名となった1996年の熊本工メンバーの沢村幸明氏が有力

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日本通運は2011年から指揮を執った藪宏明監督が退任し、後任に沢村幸明氏が有力となった。沢村氏は1996年に奇跡のバックホームで有名となった松山商と対戦した熊本工の1年生で、9回に同点ホームランを放ち、その試合を演出した。

藪監督の実績

日本通運野球部は1965年に都市対抗を優勝しており、1997年には準優勝をしているが、その後は低迷期が続いていた。藪監督は土浦日大から国学院大を経て1989年に日本通運に加わると、2001年からコーチを務め2011年に監督に就任した。

すると優勝に対する強い執念を持った指導で、2016年に日本選手権準優勝、2017年には都市対抗で準優勝となり、強豪復活を見せていた。しかし、優勝をできなかった事に大きく反省をするコメントを出し、2018年、2019年での優勝を目指していたがかなわず、今季で退任する事が決まった。

そして後任には日本通運野球部を2016年に引退していた沢村幸明氏が有力となった。沢村氏は熊本工業出身で、1996年の夏の甲子園決勝では1年生ながら6番で出場し、9回に同点に追いつく奇跡的なホームランを放っていた。試合はその後、延長10回裏に松山商が「奇跡のバックホーム」でサヨナラを阻止すると、11回に松山商が3点を奪い優勝をしたが、沢村選手の同点ホームランによって試合は語り継がれる伝説的なものとなった。

沢村選手はその後、法政大から日本通運でプレーしていた。

藪監督の執念を引き継ぎ、沢村選手は高校時代や日本通運で果たせなかった日本一にチームを導く。藪監督も指導力は高く、いつかまた別のチームなどで監督をするのではないかと思う。お疲れ様でした。

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後任監督は沢村幸明氏(39)が最有力候補とみられている。沢村氏は「奇跡のバックホーム」で有名な96年夏の甲子園決勝・熊本工―松山商で1年生ながら熊本工の6番に座り、9回に同点アーチを放ったことで知られる。

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