JX-ENEOS、新入部選手4人を発表

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JX-ENEOSは侍ジャパン大学代表を経験した筑波大の篠原涼選手と法政大・安本竜二選手など、4人の入部選手を発表した。

内野手を強化

慶応大の監督を務めていた大久保監督が復帰したJX-ENEOS、4人が入社したが内野手3人、捕手1人という顔ぶれとなった。

篠原選手は筑波大出身の内野手で、U18代表で主将を務めると、昨年も大学代表の主将を務め、この世代をリードするキャプテンとして活躍をしている。サードを守り鋭い当たりを左右に打つ。また法政大の安本選手は、静岡高校時代から強打のサードとして注目されたが、昨年春のリーグ戦で5試合連続ホームランを放ち大きく開花した。大学代表で篠原選手と共にプレーをしている。

また内野手でもう一人、立正大の佐々木勝哉選手も入社する。佐々木選手は日大三出身で185cm90kgの体格があるスラッガー、大学では1年時から豪快な当たりを放ち期待をされていた。そしてもう一人は捕手、横浜商大の嘉門裕介選手。170cm85kgの選手で大学通算は3本塁打と小柄ながらしっかりとしたスイングがある。捕手出身の大久保監督が見初めた選手かもしれず、どんなプレーを見せるのか注目される。

JX-ENEOSは大久保監督のもとで2012年、2013年に都市対抗連覇を果たすなど黄金時代を築いたが、最近は都市対抗の出場もできずに低迷していた。大久保監督は「JX-ENEOS野球部の存在価値を示すためにV字回復が求められています。そのためにもおのおのの選手が劇的に変わることを期待しています」と話し、チームを激変させることを目指す。

ただし、JX-ENEOSからは毎年のようにプロ野球選手が誕生する。昨年のドラフト会議でも鈴木健矢投手が北海道日本ハムの4位で指名された。今年は投手の補強は無かったが2年目でドラフト解禁となる150キロ左腕・藤井聖投手が注目される他、大場遼太郎投手も注目される。ベテランになってきた柏原史陽投手、江口昌太投手なども目の色を変えて投球ができれば、ドラフト候補として名前を聞く機会が出てくる。

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篠原、安本は侍ジャパン大学代表の一員として、昨年の日米大学野球に出場。篠原は敦賀気比高時代の15年の侍ジャパン高校代表に続いて主将を務めたリーダーシップの持ち主。安本は昨春の東京六大学リーグ戦でリーグタイ記録となる5試合連続本塁打をマークした右打ちのスラッガーだ。

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