智弁学園は新2年生の主砲とエースが軸、白石陸選手もプロ注目

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センバツに出場する智弁学園は、4番とエースの新2年生が注目される。また主将の白石陸選手も強肩俊足の外野手としてプロが注目をしている。

1年生から期待

智弁学園の前川右京選手は現在高校通算21本塁打を打っている。中学時代から注目された選手で、入学する夏から4番を任され、秋は公式戦8試合で打率.586、6本塁打、17打点と驚異的な打撃を見せた。近畿大会では1回戦の神戸国際大付戦で2打席連続ホームランを放ち、チームのセンバツ出場に大きく貢献をしている。

智弁学園では岡本和真選手が高校通算73本塁打を放って注目され、2014年のドラフト会議で巨人に1位指名されると、プロでも一昨年に33本塁打、昨年に31本塁打を放つリーグを代表するスラッガーとなった。その岡本選手は1年生の秋から4番を打ち、1年生終了時は8本塁打だった。小坂監督は前川選手について「持っているものはすごい。左打者では一番いい。岡本よりは絶対に飛ばす力がある」と話し、井元部長も「岡本は体が柔らかかったからか、放物線を描くような感じ。前川はライナー。二段ロケットみたい」と話す。

しかし小坂監督は岡本選手と前川選手比べ、「しなりがない。下半身の回転が下手くそ」と話し、「下半身の回転が良くなって、バットの出し方が簡単に分かってきたら十分、上でやっていける。吉田みたいになるんじゃないか」と評価する。この春はまずは全国の舞台であいさつ代わりの一発を放ち、その後は下半身の使い方を磨いて、岡本選手のように2年からホームランの量産体制に入りたい。そうすれば2021年のドラフトの目玉候補となってくる。

また投手でも新2年生が中心となる。小畠一心投手はエース候補で185cmから143キロの速球を投げおろす。また171cmの左腕・西村王雅投手も130キロ後半のキレのあるストレートを投げる。しかし昨年夏の甲子園では共に2回戦の八戸学院光星戦で登板したが、先発した小畠投手は2回0/3で4失点、西村投手も3回2/3を投げて3失点と捕まった。小畠投手はあれから体重を約10kg増やしたといい、「センバツで140キロ後半ぐらいを投げて、夏には150キロを投げたい」と意気込みを示す。センバツでの投球が注目される。

新3年生にも注目選手

新3年生にもプロが注目する選手がいる。主将の白石陸選手は、遠投115mの肩と50m6.0秒の足があり、俊足強肩に打撃もある選手として注目されている。昨年秋は準決勝で大阪桐蔭に敗れたが、「日本一が取れるチームだと思っている。近畿大会で大阪桐蔭に負けたので甲子園で倒したい」と話した。

2016年のセンバツで優勝を果たした智弁学園は、今年も頂点を狙えるチームになっている。特にセンバツは2年生の活躍が光る事が多く、前川選手、小畠投手が昨年の明石商・来田選手、中森選手のような活躍を見せてくれるか期待したい。

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智弁学園の前川は1年夏から4番を務め、高校通算21本塁打を放っている。昨秋は公式戦8試合で打率5割8分6厘、6本塁打、17打点。近畿大会は神戸国際大付(兵庫)との1回戦で2打席連続本塁打をマークし、4強入りに貢献した。「日本一が目標。苦しい場面で長打が打てればベスト」と、4年ぶり2度目の全国制覇を見据えた。

 

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