西部ガス・大畑蓮投手、九州三菱自動車・福森建投手など九州の社会人に加入する選手

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明豊高校で昨年にセンバツで好投を見せた146キロ右腕・大畑蓮投手が西部ガスに加わり、オープン戦で結果を見せた。JR九州、Honda決ま元、九州三菱自動車、熊本ゴールデンラークス、宮崎梅田学園にも楽しみな選手が入っている。

九州の社会人野球

大畑蓮投手は185cmの大型右腕投手で、昨年のセンバツでは横浜高校戦で4回から登板すると、140キロ台のストレートで6回8奪三振1失点の好投を見せ、準決勝の習志野戦では146キロを記録しプロから注目された。しかし「今の力では指名されても下位。じっくり力をつけて上位指名でプロに行きたい」とプロ志望をせずに地元の社会人・西部ガスに進むことを決めた。

2月27日のJR東日本とのオープン戦では7回に登板し、いきなり東海大時代にプロも注目した杉崎成輝と対戦、カウント3-1から12秒ルールで四球を与えてしまう。社会人野球では12秒以内に投球をしなければボールが取られるが、「高校にはないルールなので何が起こったのか分からなかった」と話した。しかし、金子莉久選手をショートフライに打ち取ると佐藤大揮選手を内野ゴロ&盗塁失敗に抑え、大学生ルーキーたちを抑えた。「初めての実戦で走者を背負ったが落ち着いて投げられた。3人で抑えられてよかった」と話した。

大畑投手は長身で146キロの球を投げるが、カーブ、スライダー、チェンジアップ、スプリット、カットボール、ツーシームと多彩な変化球を投げる器用さもあり、この試合では落差の大きなスライダーとカットボールが有効だった。香田監督は「プロ入りも含めてレベルの高い投手が多くいる世代。チームには久々の高卒投手だが即戦力として評価しているし大きく育って欲しい」と話し、ドラフト上位で指名される選手へと育てつ決意を示した。

また西部ガスには神奈川大学出身で3年秋のリーグ戦で4勝、防御率1.35でMVPに輝いている左腕の重田準之助投手も加わり、投手力がアップをしている。

JR九州には創成館から近畿大に進んでいた鷲崎淳選手や昨年の宮崎大会で1試合17奪三振を記録した宮崎第一の左腕・川島大志投手も加わる。Honda熊本には上武大の宮川海斗選手、九州三菱自動車には149キロ右腕の佛教大・福森建投手、熊本ゴールデンラークスには西南学院大で昨秋に本塁打・打点など4冠に輝いた水本大志選手や149キロ左腕の東北公益文科大・石森大誠投手、真颯館の150キロ右腕・武内未来投手が加わる。宮崎梅田学園には神奈川大学の141キロ右腕・横山尚輝投手や地元出身で駒大でプレーした岡田友輝選手が、沖縄電力にも九共大の当山昇平投手、山城悠輔投手などが加わる。

九州では福岡ソフトバンクなどが動き、熊本ゴールデンラークスがプロ化の準備をしている。沖縄の琉球ブルーオーシャンズなども絡みながら、いろいろな動きがありそうだ。

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先頭の1番・杉崎(東海大)には3―1からサインに首を振る間に「12秒ルール」を適用されていきなり四球を与えた。JABAのスピードアップマナーを知らず「高校にはないルールなので何が起こったのか分からなかった」と初体験にどぎまぎ。それでも持ち前の強心臓と冷静さで続く金子(白鴎大)は遊飛、3番・佐藤(立大)は一ゴロ(二塁封殺)に切り、佐藤の二盗失敗でチェンジ。「初めての実戦で走者を背負ったが落ち着いて投げられた。3人で抑えられてよかった」と大卒新人の上位トリオに二塁を踏ませず無安打に抑えて胸を張った。

 

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