JR東日本が巨人と練習試合、ドラフト候補投手陣に4球団スカウト視察

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JR東日本はこの日、巨人とオープン戦を行い、ドラフト候補の3投手が登板した。この試合には巨人、千葉ロッテなど4球団のスカウトが視察をした。

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ロッテスカウト評価

この日は、プロを相手に今年のドラフト候補3投手が登板した。

先発したのは左腕の伊藤将司投手、この日も安定したピッチングをして5回を1失点に抑えた。「ツーシームやチェンジアップは手応えがあった。もっと直球の質を磨きたい」と話した。

伊藤投手について視察した千葉ロッテの榎チーフスカウトは「伊藤はゲームを作る能力がある」と話し、多彩な変化球を織り交ぜる投球で、プロを抑えたことを評価した。

6回、1アウト満塁からは高校卒4年目となる西田光汰投手が登板する。西田投手はリリーフとして投げており、この日もピンチの場面での投球が試されたが、力強いストレートを投げ込んで無失点で切り抜けた。「対プロということは意識せず、いつも通りやれた」と話した。

そして9回からは大学卒2年目の石井聖太投手が登板した。石井投手は中央学院大2年時に最速149キロの快速球を投げ、大学野球選手権では第一工大戦で9回2安打14奪三振完封の好投を見せ、則本2世と注目された。しかし、その大会後にトミー・ジョン手術を受け、大学4年時に復帰登板をしたもののドラフト会議での指名は無く、JR東日本に進んでいた。

「手術して来月で4年たつが、これまではまだ怖くて真っ直ぐがしっくり来ていない状態だった。」と話したが、「大学時代の時みたいにしならせて投げると痛みが出てしまってできるだけそうならないように投げてきた。でも、つい先日、ちょっとやってみようと思って投げたらいけるなと」と肘をしならせても痛みはなかったといい、「ケガ前と比較されるのはストレート。強い球を投げることは入社後も意識してきた。最近になって少しずつ納得いく球が投げられるようになってきた」と話す。

この日はホームランを浴びたものの1回1失点、最速は144キロを記録した。石井投手の登板と共に、4球団のスカウトがビデオカメラとスピードガンを構え、注目度の高さがうかがえた。

石井投手は「昨年は投げられるのに抑えられないもどかしさがあった。プロに行きたい思いもあるので、まず今年は都市対抗予選でしっかり投げられるようにしたい」と話し、都市対抗予選で大学時のあの時のようなピッチングを目指す。

榎スカウトは「3人ともみられてよかった」と話し、特徴のある3投手の視察に満足した様子だった。巨人との試合は今月、もう1試合予定されている。この日は読売ジャイアンツ球場だったが、次はJR東日本グラウンドで行われる。今月のオープン戦は全て無観客試合で行われる。

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JR東日本に入社して2年目。最速は149キロで解禁年の今季は大学時代から追いかける複数球団が熱視線を注ぐ。この日もマウンドに上がるとネット裏のスカウト陣が一斉にビデオカメラとスピードガンを向け、期待度の高さを物語った。

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