JR東日本はこの日、巨人3軍とプロアマ交流戦を行い、先発した149キロ右腕の石井聖太投手が、5回ノーヒット5奪三振の好投を見せた。
2試合連続5回ノーヒット
石井聖太投手はこの日、巨人を相手に、序盤に四球で満塁のピンチを背負ったもののそれを抑えると、最速142キロながらキレの良い球を軸に、5回を投げてノーヒット無失点、5つの三振を奪った。
それでも、「失点しなかったのはよかったけど、序盤四球が先行し、満塁を作ってしまったし、そういう所で三振も取れなかった」と反省の言葉が出た。
石井投手は6月14日の日通との練習試合でも、5回をノーヒットに抑えており、これで2戦連続の5回ノーヒットとなった。
この日はオリックスの上村スカウトが視察したが、「スピードガンで最速は142キロだったが、球の質がよく、変化球のコントロールもよかった」と評価した。
石井投手は中央学院大の2年時に、大学野球選手権で9回2安打14奪三振で完封する快投を見せ、則本2世として2年後のドラフト会議が期待されていた。しかし、右肘の故障により手術を受けるなどし、4年時は復帰登板をしたもののプロ志望届は提出しなかった。
その中央学院大のグラウンドから歩いて数分のところにあるJR東日本野球部に進むと、先日はの巨人との練習試合では9回の1イニングを投げ、1本塁打を浴びたものの復活の手ごたえを感じていた。
JR東日本は左腕の先発タイプ・伊藤将司投手、リリーフタイプの西田光汰投手がいるが、石井投手が右のエース格として今年は戦えそうで、秋の都市対抗予選でも好投を続け、球速も145キロくらいを出せば、ドラフト会議では十分指名候補に入ってきそうだ。

この日もオリックス・上村スカウトが視察し、「スピードガンで最速は142キロだったが、球の質がよく、変化球のコントロールもよかった」と評価された。
コメント
JR東日本の須永投手は、どうですか?
高校時代の桐蔭学園から気になる選手なのですが・・・