セガサミーは東京国際大と今年初のオープン戦を行い、ドラフト候補の草海光貴投手が3回2安打無失点の好投を見せた。
146キロ右腕
今年初となったオープン戦、7回から登板した草海光貴投手は、OBの埼玉西武・森脇投手から教わったというフォークボールも試しながら、3回2安打無失点の好投を見せた。
草海投手は168cmの右腕投手で、上田西時代は甲子園で投打に活躍を見せた。セガサミーに進むと内野手に専念していたが、2019年に再び投手に転向すると、昨年の都市対抗では最速146キロを記録し、3試合に先発してチームの4強入りに貢献、優秀投手に選ばれた。
セガサミーでは183cmの大型右腕で152キロの速球を投げる森井絃斗投手も注目されるが、西田監督は「森井と一緒に投手陣の軸になってほしい」と話す。プロ入りも視野に入れ、「周りの期待も大きいと思うので、それに負けないようにしたい」と話した。
生きの良いピッチングをする草海投手、ピリッとした投球を続けられれば、プロでもリリーフとして投げられそうな感じもする。習得中のフォークなど鋭い変化球を磨き、球速のアップもしてドラフト会議で指名されたい。
また、186cmの大型遊撃手でプロ注目の中川智裕選手は、この日は2番ショートで出場すると、3安打1打点の活躍を見せた。「1球目から、積極的に打っていくことを課題にしていて、2、3打席目は、ファーストストライクをとらえられた」と話す。
逆方向にもホームランが打てるようになってきた中川選手に、西田監督も「中川がチームにいると華があって活気が出る」と期待を寄せる。近畿大時代に佐藤輝明選手と三遊間を組んでいたこともあり、後輩の活躍に刺激を受けながら、同じ舞台に上がりたい。


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