都市対抗野球の富山・石川・福井の一次予選では、ロキテクノ富山vs伏木海陸運送の準決勝が行われ、ロキテクノ富山が3−1で勝利した。
153キロ
ロキテクノ富山は大学卒2年目の飯塚亜希彦投手が先発して好投を見せると、9回には齋藤央兆投手が登板した。
齋藤投手は新潟医療福祉大卒3年目の投手で、185cm90kgの身体から152キロの速球を投げる。この日はリリーフで登板すると、初球に152キロ、そして2球目に153キロをを記録した。
その後も150キロを連発し、最後の打者も三振に斬った。スタンドには複数球団のスカウトが視察に訪れ、153キロの速球の力を確認した。
大学では147キロを誇ったが、ウェイトトレーニングで「大きい筋肉を鍛えるのは楽しかった。何も考えなくても球速が上がった」と話し、ベンチプレス120kg、スクワット200kgで力を見せていた。
しかし、ロキテクノ富山では、元阪神の藤田太陽監督から指導を受け、インナーマッスルの弱さと大切さを指摘された。「こんなに弱いのかと気付かされた。きついトレーニングを限界まで繰り返しました」と、内側の筋肉を鍛え、153キロ右腕へと成長した。
「目標は155キロ。今年はプロ入りへのラストチャンスだと思っています」と話す齋藤投手、都市対抗2次予選に進出を決め、いよいよドラフト前の最後のアピールの機会となる。
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ドラフトまであと1か月だが、この日はプロ数球団のスカウトが視察し、その能力を確認した。「目標は155キロ。今年はプロ入りへのラストチャンスだと思っています」。
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