京都大の3年生・水口創太投手が、最速149キロを記録し、近大を2回ノーヒットに抑えて勝利した。
勝利投手
水口創太投手は膳所高出身の右腕で、高校時代も長身から角度のある球を投げ、名前が挙がっていた。
京都大に入ってからも身長が4cm伸びて194cmとなると、入学時は130キロ台だった速球を、ウエイトトレーニングなどで140キロ台に乗せ、この夏は青木監督のアドバイスにより少し腕を下げたことで、8月末の紅白戦で148キロを記録していた。
この日の開幕戦の近大戦では7回からリリーフで登板をすると、自己最速を更新する149キロを記録、ストレートを見せ球にしてカットボールを使い、2回をノーヒット、5つの内野ゴロを打たせた。勝利投手となり、「自分が勝利投手になれるとは。心の底からうれしい」と話した。
京都大学医学部に在籍しているが、社会人野球、プロ野球も視野に入れているという。身長、そして球速もある投手で、来年はドラフト候補としてリストアップされるだろう。ストレートで空振りが奪うのを期待したいが、動く球を使って長いイニングを抑える投手になる可能性もあり、それで実績を積めれば、それでも十分アピールになる。
来年のドラフト候補として注目したい。
膳所(滋賀)から1浪して京大医学部人間健康学科に入学。入学前の最速は140キロに満たなかったが、ウェートトレーニングの結果、10キロ近く球速が上がった。社会人やプロ入りを目指しており、来年は異色のドラフト候補として注目を集めそうだ。
長身を生かした上手投げだったが、今夏に青木孝守監督の勧めで少し腕を下げたのがフィットし8月末の紅白戦で自己最速の148キロを計測。この日は田中英祐氏(元ロッテ)に並ぶ“京大史上最速”の149キロを計測し自己最速を更新した。直球を見せ球に得意のカットボールを駆使し6アウト中5つが内野ゴロ。一邪飛と合わせ外野に打球を飛ばさせなかった。
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