千葉ロッテがドラフト3位で指名した三菱自動車倉敷オーシャンズの廣畑敦也投手と、ドラフト5位で指名した三菱重工Westの八木彬投手が、共にリリーフで登板し、150キロを連発した投げ合いをみせた。
150キロ連発
千葉ロッテ指名投手の投げ合いが注目されたこの試合、まず、三菱自動車倉敷オーシャンズの廣畑敦也投手が、7回1アウト2塁の場面でリリーフで登板をすると、149キロの速球で一邪飛に打ち取り、続く打者には151キロの速球で見逃し三振を奪った。
8回は2アウト1,3塁のピンチを背負ったが、最速152キロの速球で押して三邪飛に打ち取り、無失点に抑えた。「回転はそこそこ良かったけど逆球で空振りしてくれたり、運が良かったとしか言いようがない。短いイニングなら腕を振ったらあれくらい出ると分かっていた。平均にできるように、まだまだ。結局、抑えている球は真っすぐ。30点の投球です」と、この日の投球を振り返った。
そして9回、三菱重工Westは八木彬投手をマウンドに送ると、八木投手も150キロ台のストレートを連発し、打者3人から2つの三振を奪う圧倒的な投球をみせた。
この日は千葉ロッテの井口監督が視察し、廣畑投手、八木投手について「2人とも150キロオーバーの直球を投げていて、投げっぷりのいい投球でした。非常に来年楽しみだし、頼もしい」と話した。
廣畑投手はリリーフでも先発でも行ける。八木投手はリリーフとしてこの日のような速球を見せてくれそうで、千葉ロッテの投手陣が厚くなることは間違いなさそうだ。


ロッテドラフト3位で最速154キロ右腕の三菱自動車倉敷オーシャンズ・広畑敦也投手(23=帝京大)が150キロ台を連発した。1点ビハインドの7回1死二塁で救援登板。1球目の149キロで一邪飛に抑え、次打者は151キロ外角速球で見逃し三振に封じてピンチを脱するとガッツポーズの雄たけびだ。8回は2死一、三塁のピンチを招いたが、この日最速の152キロ速球など球威で押して三邪飛に抑えた。
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