ドラフト有力候補だったセガサミー・中川智裕選手が満塁ホームラン、西田監督「ドラフト前に2,3本出ていれば」

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都市対抗野球は準々決勝の2試合が行われ、セガサミーはJR東日本東北に7-2で勝利した。今年のドラフト候補としてプロが注目した中川智裕選手が3回に満塁ホームランを放った。

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プロも注目した遊撃手

中川選手は188cm93kgの大型遊撃手として近畿大時代から注目され、セガサミーでもその動きと共にスローイングの良さ、打撃のパワーなどをスカウトが評価している。今年は大学卒2年目の指名解禁の年で、複数の球団が注目していたが、ドラフト直前の都市対抗東京2次予選では5試合23打席でノーヒットに終わり、ドラフト会議でも指名漏れした。これについて西田監督は、「ドラフト前に2、3本打っておけば指名されたのにといつも言ってます」と話す。

悔しさを持ち、バットを振り込んで迎えた都市対抗本戦、この日の準々決勝は7番ショートで出場すると、2-1で迎えた3回の満塁の場面で、バックスクリーン左への大きなホームランを放った。中川選手にとって都市対抗初のホームランだった。西田監督は「宝くじと言ったら失礼ですけど、中川のミリオンホームラン。久しぶりに良い本塁打ですね」と話した。

これでチームは準決勝に進出した。中川選手は「チームがいい状態なのでその波に乗りたい。」と話すと、「来年に向けて自分自身もまだまだアピールできるので頑張りたい」と来年のドラフト会議での指名を目指す事を話した。

このホームランが来年の指名につながることを期待したい。オリックス・紅林選手のような感じでできるかどうか、プロのスカウトは来年も中川選手に注目する。

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予選では23打数無安打と絶不調。社会人トップクラスの強肩と、広角に長打を放つ大型遊撃手としてドラフト指名が有力視されたが、アピールできずにプロ入りを逃した。勝利を決定づけた一撃を、元広島・西田真二監督は「宝くじと言ったら失礼ですけど、中川のミリオンホームラン。久しぶりに良い本塁打ですね」と称えた上で、「予選で2、3発打っていれば指名されました」と惜しんだ。

スローイングはNPBスカウトも絶賛。春先は主軸も打った大型遊撃手としてスカウト陣が注目した東京都2次予選は、5試合ノーヒットでドラフト指名漏れを経験した。振り込みからやり直して、調子が上向きになって迎えた都市対抗。ようやく出た一発に、西田真二監督(61)も「ミリオンホームランが出た。ドラフト前に2、3本打っておけば指名されたのにといつも言ってますが、これをきっかけに準決勝以降も活躍してほしい」と喜んだ。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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