ドラフト解禁左腕のNTT西日本・伊原陵人投手が148キロ速球みせる、阪神など7球団視察しロッテ「出力も高い」

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都市対抗野球近畿地区2次予選では、NTT西日本が日本製鉄瀬戸内と対戦し1-2で敗れた。敗戦投手となったものの伊原陵人投手が148キロの速球を投げ、7球団のスカウトからは評価の声が聞かれた。

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智弁学園から大阪商業大

伊原陵人投手は170cmの左腕投手で、智弁学園時には2学年上に阪神の村上投手がいた。3年時にはエースとしてセンバツで投げ、プロも注目する投手だった。大阪商業大でも147キロの速球とカットボール、スライダー、カーブ、フォーク、ツーシームなどのキレの良い変化球を投げてエースとして活躍し、4年間で15勝1敗の成績を残したが、2022年のドラフト会議ではプロ志望届を提出したものの指名漏れとなっていた。

この日は1-1の同点で迎えた8回から登板した伊原投手は、自己最速を更新する148キロを記録し、延長11回タイブレークまでの4回1/3を投げて3安打6奪三振、11回裏に1アウト満塁からスクイズで1点を奪われてサヨナラ負けとなったが、阪神など視察した7球団のスカウトにアピールをした。

視察した千葉ロッテの三家スカウトは「平均球速も挙がって出力も高い」と評価し、大学時代から球威が増していると評価した。

「村上さんのようなボールを高校時代から目指してきた。今もずっと目標です」と話す伊原投手、この都市対抗予選から本戦でその球威をアピールし、2年前に果たせなかったプロ入りの夢を掴みたい。

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