オリックスのドラフト４位・山中稜真選手がサヨナラ打「やっと貢献できた」

オリックスにドラフト４位で指名された三菱重工Eastの山中稜真選手が、準決勝進出を決めるサヨナラ安打を放った。

チームに貢献

都市対抗を制した三菱重工Eastが、２冠に向けて前進した。オリックスがドラフト４位で指名した山中稜真選手が、延長タイブレークの１０回１，２塁の先頭打者で打席に入ると、通常であればバントなどでランナーを進める場面だが、「バントはないから」と送り出されると、右中間にサヨナラ２ベースヒットを放った。

今大会はこれまで１安打のみだった。ドラフト会議後の注目される試合ということや、来年から本拠地となる京セラドームでのプレーに「力みがあった」と話す。しかし、このサヨナラ打で「やっと貢献できた」とチームの準決勝進出を決めた。

打撃ではやや上下に動く所があり、プロの速い投手を相手にはその部分を直していく必要があると思うが、この日のような思い切りの良さが必要な場面でそれができる選手で、プロでもチャンスに強い選手となりそうだ。