埼玉西武の育成ドラフト1位・冨士大和投手が入団合意、中3時に西武のユニフォームを着る

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大宮東の変速左腕・冨士大和投手が育成ドラフト1位で指名された埼玉西武と入団に合意した。支度金350万円、年俸280万円。

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埼玉西武ライオンズジュニアユース出身

冨士大和投手は左のスリークォーターよりもやや横から、140キロ中盤の速球とスライダー、チェンジアップなどの変化球を投げ、打ちづらい投手として注目されていた。制球の課題があり、ドラフト会議では育成ドラフト1位の指名だったが、埼玉西武とは縁があった。

この日の入団合意の後の会見で、「中学3年生のとき、埼玉西武ライオンズジュニアユースのメンバーとしてライオンズのユニホームを着たのですが、また同じユニホームで野球ができることをうれしく思っています」と話した。現在は東北楽天など、中学生の硬式野球チームを運営する所も多くなっており、冨士投手は中学時に埼玉西武ジュニアユースでプレーしていた。

まずは制球を良くすることが求められるが、まだ線が細い事もあり、体をしっかりと地面に立たせる事が重要となる。下半身をしっかりと鍛えた時に制球がどこまで安定してくるかが一つのポイントとなりそうだ。あとは今の良さを消さずに、腕の振りの良さ、そして適度な粗さがあると、プロでも左のリリーフとして、対戦を嫌がる左打者が多くなるのではないかと思う。

「プロの練習は厳しいと思うので、それについていける体力づくりをして入寮を迎えたいです。育成選手なので、1年目は焦らず、しっかり土台をつくりながら、支配下選手を目指して頑張ります」と話した。

来年は兄の冨士隼斗投手(日本通運)が注目投手となりそうで、兄弟で1軍でなげ合う事もあるかもしれない。注目したい。

2024年ドラフト会議指名選手一覧
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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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