日本生命ルーキーの中津大和選手が4安打3打点の大暴れ、4強入りで来秋ドラフト候補へ猛アピール

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社会人野球日本選手権は9日に準々決勝が行われ、日本生命が東邦ガスとの壮絶な打撃戦を11-5で制し、2023年以来2年ぶりのベスト4進出を決めた。今夏の都市対抗4強の強豪を相手に、入社1年目の「1番・中堅」中津大和(なかつ やまと)外野手(22)が、自身最多となる4安打3打点3得点の大暴れ。来秋のドラフト候補が、大舞台で強烈な存在感を放った。

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初回から猛攻、4安打3打点3得点の大活躍

名門の切り込み隊長が、チームの劣勢を覆した。プロ注目右腕・谷脇弘起投手が初回から3点を失う苦しい立ち上がり。しかし、その裏、先頭で打席に立った中津大和選手が遊撃への内野安打で出塁し、反撃のホームを踏んだ。「3点取られていて、まず1点でも取りたかったので、塁に出られたことが良かったです」と、1番打者としての役割を完璧に果たした。

中津選手のバットは止まらない。4回には再び先頭打者で左前適時打を放ち得点を挙げると、5回にも左前適時打、とどめは6回1死二、三塁からの右翼線2点適時二塁打と、自己最多の4安打で3打点3得点を叩き出し、チームを大逆転勝利に導いた。

来秋ドラフトへ「プロを目指して頑張る」

中津選手は小松大谷時代にショートの守備力が注目され、法政大では外野手に転向をし、今春に日本生命に入社したルーキー。大学時代は主に3番を任されていたが、50m5秒9の俊足とパンチ力を秘めた打力を買われ、名門・日本生命で1年目から1番に定着した。今夏の都市対抗でもチームの4強入りに貢献しており、その勢いは本物だ。

「将来的にはプロを目指して頑張っています」と公言する逸材が、ドラフト解禁年となる来秋へ向けて、これ以上ないアピールを続けている。なお、この試合では3回から登板した2年目右腕の真野凜風投手も4回1安打無失点の快投で試合の流れを引き寄せ、若手の台頭が光る一戦となった。

中津 大和 プロフィール

  • 氏名:中津 大和(なかつ やまと)
  • 所属:日本生命
  • 出身:小松大谷高校 – 法政大学
  • ポジション:外野手
  • 投打:右投左打
  • 身長・体重:180cm・77kg
  • 主な特徴や実績:2026年ドラフト候補。社会人1年目。50メートル5秒9の俊足とパンチ力が武器の1番打者。法政大学出身。日本選手権準々決勝で4安打3打点3得点の大活躍。
2026年度-社会人のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します

httpss://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/11/09/kiji/20251109s00001003330000c.html

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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