ロッテドラフト7位・Honda鈴鹿の田中大聖投手が衝撃の161キロ、社会人最終登板で「球界を代表できる抑えに」

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社会人野球日本選手権は10日に準々決勝が行われ、Honda鈴鹿はヤマハに2-4で敗れ、8強で敗退した。今秋のドラフト会議でロッテから7位指名を受けた田中大聖(やまと)投手(23)が、社会人最後のマウンドで衝撃のピッチングを披露。自己最速を4キロ更新する161キロを計測し、京セラドームの度肝を抜いた。

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自己最速4キロ更新!衝撃の161キロ

敗戦の中、来季のドラフトの主役候補が強烈な爪痕を残した。2-4と2点を追う8回、4番手として今大会初登板した田中大聖投手。「チームが勝つために流れを持ってきたい。その一心でした」と、初球から156キロをマーク。先頭の4番・網谷選手(元DeNA)を161キロの剛速球で一ゴロに仕留めると、球場はどよめきに包まれた。

続く5番・森川選手には160キロの速球が右尻付近を直撃する死球を与えたが、その後は遊飛、空振り三振に斬って取り、1回を無安打無失点。圧巻の投球を見せたが、チームの反撃にはつながらず、これが社会人最後の登板となった。

涙の終戦「人として、すべて成長できた」

試合後、田中投手の目には涙があふれた。「2年間はあっという間でした。やっているときは長く感じましたが…」と声を詰まらせ、「技術もそうですし、取り組み方も。尊敬できる人たちしかいない。人として、すべて成長できたと思います」と、Honda鈴鹿での日々に感謝した。

投手専念1年で掴んだ夢、目指すは「球界を代表する抑え」

大学時代は二刀流で、指名漏れも経験。社会人2年目の今季、「本当にプロに行きたい」と自ら投手一本での勝負を志願。その覚悟が、161キロという結果に繋がった。「投手をちゃんとやったのは今年が初。まだガムシャラに投げている感じなので、もっとコントロールも、切れも、まだまだ成長する部分しかない」。

無限の伸びしろを秘めた剛腕は、「1軍で結果を残すということを目標に、やるだけ。球界を代表できるような抑えになれたらと思います」と、ロッテでの飛躍を力強く誓った。

田中 大聖 プロフィール

  • 氏名:田中 大聖(たなか やまと)
  • 所属:Honda鈴鹿
  • 出身:鶴岡東高校 – 太成学院大学
  • ポジション:投手
  • 投打:右投左打
  • 身長・体重:178cm・98kg
  • 主な特徴や実績:2025年ドラフト7位(ロッテ)。社会人最後の登板となった日本選手権準々決勝で、自己最速を4キロ更新する161キロを計測。大学時代は二刀流、投手専念1年目で才能が開花した剛腕。
2025年ドラフト会議指名選手一覧
2025年のドラフト会議は10月23日に行われ、支配下ドラフトが73人(昨年より4人増)、育成ドラフト43人(同11人減)の合計116人(同7人減)人が指名されました。
2025年度-社会人投手-右投のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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