明大・星知弥投手が150km/h記録し5回無失点、法大・玉熊将一投手も5回無失点

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 東京六大学の新人戦、リーグの優勝を争った明大と法大が、それぞれ勝ち上がってきた東大、立大を退けた。

 明大の先発は昨年に宇都宮工業で150km/hを記録しドラフト上位候補だった星知弥投手。リーグ戦でもリリーフで度々登板し150km/hを記録したが、この日は先発で150km/hを記録、5回で5安打を打たれたものの4奪三振無失点、「今日は変化球でカウントを取れた。2回からは打たせてとる投球でした。」と、テーマを持って試合に臨んでいた。コンスタントに150km/hを記録するところがやはり素質が高く、この日は無四球とコントロールも良かった。いろいろな投球スタイルを身に付けて2016年のドラフトでは注目されそうだ。

 他には2番手の川口貴都投手が2回2安打無失点に抑えると、野手では2年生の石井元選手がホームランなど4打数2安打3打点の活躍を見せた。石井選手は海部大斗選手と共に履正社でドラフト候補として注目されたが二人揃って明大に入学した。リーグ戦では15打数3安打でホームラン0本だがスラッガータイプの選手として期待したい。昨年九州学院の4番として評価が高かった萩原英之選手は3番ライトで出場したものの、3打数ノーヒットに終わった。しかしこちらも期待のスラッガーで楽しみ。

 また、法大vs立大の試合で法大は北海高校を1年生の時からエースとして引っ張った玉熊将一選手が、5回4安打無失点と高校時代同様の安定した投球を見せた。投手が崩れてリーグ制覇に届かなかった法大に期待の投手が登場した。他には192cmの金井和衛投手が9回にリリーフし3人をノーヒットに抑えた。

 

 明大は宇都宮工出身の1年生右腕・星が、5回無失点で大学初勝利を挙げた。

 自己最速タイの150キロを計測するなど直球が走り「調子は良かった。リーグ戦では変化球でカウントを取れなかったが、きょうは取れた」と納得の表情を浮かべた。5日の決勝ではリーグ戦でも最後まで優勝を争った法大と対戦するだけに「勝てるように頑張りたい」と意気込んだ。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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