東都リーグ、2部の土日開催とホーム&ビジター方式を承認

大学野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 東都リーグは今年から2部リーグを明治神宮第2球場を使用せず、大学のグラウンドを使いホーム&ビジター方式で戦われる事が承認された。

 

昨年までは

 昨年までは明治神宮第2球場で主に月曜日・火曜日に試合が行われていた。しかし以前ニュースにもなったように、神宮第2球場が老朽化と球場外へのファールボールが多く危険とされていたこと、ゴルフの練習場として使用されていることなどから今年からは使用しない事を決め、さらに、平日に試合が行われると学生によっては大学の授業に影響が出る選手もいることから、できるなら土日開催が望まれていた。

 承認されたのは、土曜日、日曜日を対戦大学のグラウンドでホーム&アウエーで移動して戦い、3戦目までもつれ込んだ場合には月曜日に明治神宮球場を利用する。しかし、月曜日は東京六大学が優先されるため、利用できない場合には町田市営球場を使うとの事。

 

観戦は大変に

 神宮第2球場は確かに狭く、フェンスに激突したりすると大怪我をしそうな場所があり、選手には危険があったかもしれない。しかし、スカウトやファンが視察・観戦するのには、東京の真ん中で交通の便が良かったことや1箇所で2試合行われるため効率もよかった。

 今年からはそれぞれの大学で行われるようになるため、まず開催場所が各地に転々とする事になる。調べてみると次のとおり。

  • 東洋大:埼玉県川越市鯨井2100
  • 日本大:千葉県習志野市新栄2丁目11番1号
  • 立正大:埼玉県熊谷市万吉1700
  • 国士大:東京都町田市広袴1丁目1番地1号
  • 専修大:神奈川県伊勢原市西富岡163
  • 東農大:東京都世田谷区桜ヶ丘1-1-1

 埼玉県熊谷市から千葉県習志野市、神奈川県伊勢原市と広い範囲で移動する事になる。またその場所でその日に行われるのは1試合だけとなる事から、視察や観戦の効率は悪くなる。

 東洋大や日本大といった各地の高校から選手が集まるような強豪チームがおり、昨年も立正大の吉田裕太選手(千葉ロッテ:ドラフト2位)や東農大の陽川尚将選手(阪神:ドラフト3位)などドラフト上位で指名される選手が出るような東都の2部リーグ、選手が集まりにくくなったり、スカウトの目に留まる選手が減ったりと、少しは影響が出てくるかもしれない。

 

2部リーグの土、日開催承認/東都 - サンケイスポーツ:2014/1/30

 東都大学野球連盟は29日、東京都内で理事会を開き、今春から2部リーグは土、日曜日に当該校同士がホーム&ビジター方式で開催することを承認した。3回戦までもつれた場合は神宮球場、神宮球場が使えない場合は、町田市営球場を使用する。昨季までは月、火曜日に神宮第2球場で行われていた。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント