中日ドラフト1位・鈴木翔太投手、森ヘッドが1軍登板日を明言

中日ルーキーニュース

 沖縄県で合同自主トレを行っている中日のドラフト1位ルーキー・鈴木翔太投手が、ブルペンで捕手を座らせて投球を見せた。投球を見ていた森ヘッドコーチは、「浜松で投げさせる」と、6月17日の浜松での埼玉西武戦に登板させることを明言した。

 

チェンに似ている

 森ヘッドコーチは鈴木翔太投手について、中日で2010年に13勝を上げた現在オリオールズで活躍するチェン・ウェイン投手の名前を挙げ、「腕の振り、肘の使い方はあいつの1年目にダブる」と話した。そして、「本当に高卒だよな?」と付け加えたとの事。また、「浜松で投げさせてやるよ。キャンプ中に1軍に上げるかもよ」と話し、鈴木翔太投手の地元である、6月17日の浜松での埼玉西武戦に凱旋登板させることを明言すると共に、1軍クラスの評価を与えた。

 鈴木翔太投手は甲子園の出場は無いものの、2年生の夏は静岡大会の決勝まで勝ち進み、140km/hながら高めのストレートにおもわず空振りをしてしまう、回転の良いストレートに注目された。そして3年時はプロ12球団のスカウトが視察に訪れ、中日以外にもオリックスや広島などがドラフト1位候補に名前を挙げていた。

 実績は少ないが谷繁監督が投球の映像を見て一目ぼれしたように、素晴らしい腕のしなりを見せるきれいなフォームが特徴。このフォームを維持しながらストレートの球威をさらに増して、低めにコントロールできるようになれば、鮮烈なデビューを見せるのではないかと予感させる。

 ただしこのような投手はヒジに負担が大きかったり、フォームが繊細なバランスで成り立っているような投手が多く、火の玉ストレートとして注目された2000年のドラフト1位・中里篤史はケガに苦しみプロで活躍を見せる事はできず、2008年ドラフト2位の伊藤準規投手も昨年右肘をケガしている。

 森コーチの指導で何とか大成させて欲しい投手だ。

 

中日・鈴木翔、もう初登板決定 - 西日本スポーツ:2014/1/30

 

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