東都大学リーグでは新人戦が行われているが、春のリーグ最下位となった青山学院大が優勝をした。1年生の山田誠也選手が一昨年の拓殖大戦で3ランホームランを放つと、昨日の中大戦でもホームランを放った。
2013年センバツで特大弾
山田誠也選手は敦賀気比高校の出身で、2013年のセンバツでは準々決勝の聖光学院戦で1試合2本塁打を記録し、甲子園のスタンド中段に飛び込む特大弾を放っている。
青山学院大に進学すると8月23日の新人戦・拓殖大戦で4番DHで出場し、3ランホームランなど4打数3安打4打点を挙げ、24日に行われた中央大との決勝戦でも6回に勝ち越しのソロホームランなど3打数2安打2打点の活躍を見せた。
敦賀気比と青山学院大
この日は敦賀気比が2013年センバツ以来に引き続き決勝進出を狙ったが、大阪桐蔭の前に敗れた。2013年もベスト4で優勝した浦和学院に敗れている。山田選手にとっては午前中に行われたこの日の試合で後輩にエールを送るホームランと新人戦優勝だったが、甲子園で母校の勝利は得られなかった。
青山学院大には敦賀気比出身で、今年、侍ジャパン大学代表にも選ばれた3年生の吉田正尚選手がチームの主軸を打っており、来年のドラフト候補として注目されている。そして山田選手が1年生で活躍を見せ始めている。
また甲子園で敗れたプロ注目の打者・浅井洸耶選手も青山学院大を希望していると言われており、青山学院大と敦賀気比に強い縁ができつつある。吉田選手、山田選手、浅井選手が揃い踏みとなるのは来年1年間だけだが、敦賀気比の強打線出身の3選手は注目されるだろう。
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