日大の戸根千明投手がプロ志望届け提出、社会人チーム10社に断りの連絡

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 日本大学の戸根千明投手がプロ志望届けを提出することが分かった。最速147km/hの左腕投手で、巨人は春のリーグ戦で5人態勢で視察をしている。

巨人、阪神、中日等注目

 日大の戸根千明投手は、173cm90kgと小柄ながらパワーの有りそうな体格から、最速147km/hの速球とスライダー、チェンジアップ等を投げる。

 東都リーグ2部ながら春のリーグ戦には7球団のスカウトが集まり、巨人は5人態勢で視察を行った。1部での実績は無いものの、プロからの注目度が高い期待の左腕投手だ。

 戸根投手は社会人行きも視野に入れていたようだが、この日プロ志望届けを提出し、誘いを受けていた社会人チーム10社に断りの連絡を入れたことが、サンケイスポーツの調べで分かった。

 

ドラフト上位指名へ

 今年のドラフト候補左腕投手では高校生の佐野日大・田嶋大樹投手、富山商の森田駿哉投手、浦和学院の小島和哉投手が進学や社会人入りを志望しており、大学生では明大・山崎福也投手、法大・石田健大、中大・島袋洋奨投手が、4年生となってから良いとは言えない状態になっている。

 社会人でもかずさマジックの加藤貴之投手、三菱日立パワーシステムズ横浜の福地元春投手などはいるものの、全体的に左腕投手の数は少ない。

 戸根投手には巨人の他、阪神、中日なども注目をしており、ドラフト会議では2位から3位での指名となるとみられる。

 日大・戸根千明投手(4年、島根・石見智翠館高)がプロ志望届を東都大学野球連盟に提出したことが8日、わかった。最速147キロの左腕は社会人野球10社に断りを入れ、10月23日のプロ野球ドラフト会議で指名を待つことになった。

 1メートル73、90キロのガッチリした体形で、140キロ台後半の真っすぐに、スライダー、チェンジアップなど多彩な変化球で注目を集めている。

 戸根については、巨人、阪神、中日など国内各球団がリストアップしており、佐野日大高・田嶋大樹投手(3年)ら高校生、社会人の左腕が相次いでプロ志望届提出を見送る中、上位で指名される可能性が高い。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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