大学日本代表候補合宿、来年のドラフト1位候補、駒大・今永昇太投手が3回5奪三振

大学野球ドラフトニュース 2015年ドラフトニュース

 松山・坊っちゃんスタジアムで行われている大学日本代表候補合宿、2日目のこの日は紅白戦が行われ、白組2番手で登板した駒大・今永昇太投手が3回2安打5奪三振で無失点に抑えた。

来年のドラフト1位候補

 今永昇太投手は駒澤大の3年生で、この秋のリーグ戦では東都で7勝を挙げてリーグ通算18勝を記録している。また明治神宮大会でも好投してチームを全国制覇に導く活躍を見せた。

 最速148km/hの速球と抜群のコントロールを誇る左腕投手で、既にプロのスカウトがドラフト1位候補と話す。

 その今永投手、この日の紅白戦で4回から登板すると3回を投げて2安打5奪三振、最速141km/hながらキレのある速球で無失点に抑えた。今永投手は「まっすぐで空振りが取れたし、自分の持ち味をアピールできた」と話している。

 

さらなる成長へ

 今永投手はこの秋に全国NO1投手へ上り詰めた。しかし高校は北筑高校で甲子園と縁が無く、これまで日本代表の経験もない。今永投手は「選ばれるという強い気持ちを持ってやりたい」と話し、侍ジャパンのユニフォームに強い思いを示した。

 またこの合宿では明治大の同じく来年のドラフト候補左腕・上原健太投手や2年生の神奈川大・濱口遥大投手、仙台大の熊原健人投手などからフォークやチェンジアップの握りを教えてもらったという。

 来年1年間、ドラフト1位候補として注目される年になる。今年の候補はこの1年を乗り越えるのに苦労した投手が多かった。今永投手は最後の1年にどのような姿を見せるのか注目される。

 今永が紅白戦に4回から登板し、3イニングを2安打無失点。MAX148キロの直球は141キロ止まりだったが、そのキレは健在。5Kを奪い、「まっすぐで空振りが取れたし、自分の持ち味をアピールできた」と胸を張った。向上心も忘れない。この日は明大・上原健太投手、仙台大・熊原健人投手(ともに3年)からフォークの投げ方を教わった。「明日から早速ブルペンで投げて、来春までにものにできれば」。これまでの直球とスライダー主体の投球に、落ちる球が加われば「もっと楽に投げられる」と意欲十分だ。

 来秋ドラフト上位候補の駒大・今永は紅白戦に登板し3回2安打5奪三振無失点。初の代表入りに向け「真っすぐで空振りが取れたのは良かった。アピールできた」と振り返った。今秋は東都大学リーグで7勝を挙げ、明治神宮大会も制した。それでも「まだ騒がれるようなレベルではない。今回の合宿では自分の立ち位置を受け止められる機会だと思っている」と慢心はない。同じ左腕の明大・上原や神奈川大・浜口にはフォーク、チェンジアップの握りを聞き「試してみたい」と意欲的だった。

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