中日、ドラフト1位の野村亮介投手と仮契約、先発を希望

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 中日はドラフト1位で指名した、三菱日立パワーシステムズ横浜の野村亮介投手と、契約金1億円+出来高5000万円、年俸1500万円で仮契約を結んだ。背番号は20が濃厚。

どんな選手か

 野村亮介投手は静清工高校時に甲子園に出場し、187cmの長身右腕として質の高い球を投げてプロからも注目された。

 三菱重工横浜に進むと2年目の2013年の都市対抗では2戦目にリードされた4回に2番手として登板したものの、1/3回で2安打1四球で自責点3で降板してしまう。しかし長身からキレのあるストレートは、個人的に評価をしていたし、プロのスカウトの目にも留ったのではないかと思う。

 そして3年目、ドラフトイヤーとなるとエースとして活躍し、都市対抗出場を決めると初戦を7回7安打3失点で勝利、2戦目は4番手として3回1安打無失点に抑えるも敗れた。この大会でドラフト上位候補として評価を確実にする。

 その後、北海道日本ハムとの交流戦で2回を投げて2安打3奪三振、関東リーグの試合では10球団以上のスカウトが視察に訪れ注目度の高さを示すと、ドラフト会議では中日が単独1位指名をした。

 

1試合を任される投手に

 野村投手は侍ジャパン21U代表に選出され、21Uワールドカップでは抑えとして登板して結果を残した。都市対抗でも北海道日本ハムとの交流戦でもリリーフとしても安定したコントロールと得意のフォークボールで結果を残している。

 中日は福谷浩司投手、又吉克樹投手など若手投手がリリーフで使われる事が多いが、「先発で頑張っていきたい」ときっぱり言い切った。そして「コントロールで今までやってきたので、売りにしていきたい」と話した。

 大型右腕として角度のあるストレートがありコントロールも良く、フォークボールもあって結果を残せるが、まだ1試合を投げ切る体力と、思い切り腕を振っての投球ができていない。すぐに1軍で登板してもそこそこは結果を残すかもしれないが、少し時間をかけて体力アップを図った方が、2年目から先発の軸として活躍できる投手になりそうな気もする。

 「先発で頑張っていきたい」ときっぱり。即戦力の期待も大きく「コントロールで今までやってきたので、売りにしていきたい」と力を込めた。

  MAX149キロを誇る即戦力右腕は、球団のエースナンバーである背番号20を背負うことが濃厚となった。

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