2015年ドラフト候補で楽しみな選手 ~大学生編その2~

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 2014年も残り2日、ドラフト候補選手の動画とみんなの評価のページにみなさまからお寄せいただいている選手で、来年が楽しみなドラフト候補を探してみます。今日は大学生編その2。

期待の選手

 関西学生リーグでは同志社大の柏原史陽投手が149km/hの勢いの良い球を投げていたが、3年になり調子を落としている。1,2年時の勢いの良い球を取り戻せばリリーフとしてもプロが注目しそうだ。また関西学院大の宇都宮健太投手も昨年の明治神宮大会の中部学院大戦で1試合16奪三振を記録、最後は敗れたものの野間峻祥選手、上西主起選手等を抑えていた。

 立命館大の桜井俊貴投手も大きなフォームから伸びのあるストレートを投げる。春は11試合に登板して1439球を投げた。防御率0.97、6勝0敗を記録したが、秋は疲労により2勝2敗、防御率2.94に終わる。来年に復活できるか、大学野球の犠牲になってしまうか。立命館大では西口 輔投手も148km/hの速球で神宮大会で好投するなど力のある球を投げる。

 関西大にもエースの石田光宏投手がおり、投高打低の関西学生リーグで各大学にエースがおりどこが抜け出すかわからない。

 北と西にも注目投手がいる。風張蓮投手がドラフト2位で東京ヤクルトに指名された東農大オホーツクには井口 和朋投手がいる。1年時から好投を見せ、特に全国大会で強さを発揮する投手で、175cmと体は大きくないが145km/hの伸びのある球が特徴、がっしりした体で抑える風張投手とは違った好投手と言える。

 西では福岡工大の笛田 怜平投手が注目される。185cmから149km/hの速球を投げ、完封を重ねるなど力のある投手。まだ粗削りだが九共大や九産大を倒して全国に出てくれば注目投手となるだろう。日本文理大の田中 豊樹は150km/hを越す思い速球が武器で、侍ジャパン大学代表としても登板するなどリリーフのスペシャリストとして注目されている。

 投手仙台六大学の東北学院大には本田 圭佑投手がいる。147km/hの速球は回転が良く、ストレートでも空振りが奪える投手でプロのスカウトも注目している。

 創価大の小松貴志投手も171cmと小柄だがキレの良い投球で明治神宮大会で好投を見せた。田中正義選手にスカウトも注目する事から小松投手もチェックされる機会が多くなりそうだ。立教大では齋藤俊介投手の復活も期待したい。エースを2年生の澤田圭佑に奪われているが、その前に1,2年でエース格として投げていた力があり、147km/hの速球も良かった。

 中央大の神里和毅選手は俊足とチャンスに強いバッティングで、また法政大の畔上翔選手も21U代表に選らばれるなど打撃に注目が集まる。

 龍谷大の菊池大樹投手もまだ荒削りだが145km/hの速球は勢いがある。奈良学園大の庄司 力也投手は伸びるストレートと大きなカーブで1年時から全国大会で旋風を巻き起こし、リーグでは無敵の投球を続ける。

 

成長が待たれる選手

 東洋大の原樹理投手は、東洋大姫路時代にドラフト上位候補にも名前が挙がった投手で、大学でも1戦目の先発を任せられたものの力を発揮できなかった。2部での戦いとなり情報が少ないが高校時の投球の復活が待たれる。

 国際武道大の鈴木 康平投手も千葉明徳時代に185cmから140km/h中盤の速球を投げて注目された選手、大学でも148km/hを投げ速球の質は間違いない。

 明治大の石井元、海部大斗選手の履正社コンビもいよいよ最上級生となったレギュラー出場の機会が増えそうで注目したい。また大塚健太朗選手、菅野剛士選手、宮内和也選手、そして捕手の坂本 誠志郎選手と明治大には注目選手が揃う。

 早稲田大では捕手の道端 俊輔選手、丸子 達也選手も4年生となる。道端選手は高校全日本の捕手を務めるなど期待がたかかった。また丸子選手も広陵出身の長距離砲として上原健太投手などと共に注目されていた。

 高校時に横浜ベイスターズから指名の可能性があった水原浩登選手は立正大に進んでいる。投打に注目されながら現在は投手を務めているが遊撃手としての素質も捨てがたくまだ結論が出ていない。早いうちに決断をしてほしい。

 徳島商で148km/hを記録し日体大に進んだ龍田 祐貴投手も最終学年、あの速球が伸びているのか注目したい。市立和歌山高校で豪快なホームランを放ちプロから注目された安陵智哉選手も京産大で4年生となる。近江兄弟社で完全試合を達成した押谷 鷹英投手は関西外大で、広陵高校で上原健太投手と共に注目された川崎 真投手も大商大で4年生となる。

 八戸学院大の尾山 将悟投手も北海学園高校時代に185cmからの速球にプロ8球団が注目した。現在では146km/hも記録しているようで、最後の年にブレークしたい。

 

隠し玉の選手

 関東学院大の野原仁士投手は185cmから148km/hの速球を投げる。日体大のリリーフ・服部拳児投手も横からの146km/hの速球が魅力、福岡工大のリリーフ・田中 宏征投手も146km/hの力のある速球がある。

 東都で1部に昇格する専修大に福田 龍太投手という183cmから146km/hの速球を投げる選手がいる。変化球に課題があるなど荒削りだが成長が楽しみ。

 筑波大の西島 隆成投手も3年秋に146km/hを記録、関東大学選手権で上武大を相手に好投をしている。速球派左腕としても今後名前が挙がってくるだろう。

 まだまだたくさん選手がいますが、限りが無いのでこの辺で。

2015年度-大学生のドラフト候補リスト

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