慶大・谷田成吾選手がホームラン、大学日本代表候補の練習試合

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 侍ジャパン大学代表候補の合宿2日目に、慶應義塾大、JX-ENEOSとWヘッダーで練習試合が行われた。慶大の谷田成吾選手はJX-ENEOS戦に5番ライトで出場し、6回にホームランを放った。

課題も残る

 この日の谷田選手は2回の第1打席はセンターフライに終わると、3回にはチャンスの場面で三振をしてしまう。そうして迎えた6回の第3打席は先頭打者で打席に入ると、129km/hの緩い球を振り抜き、ライトスタンド叩きこんだ。

 「真っすぐを待っていて浮いた変化球を打てた」と話した谷田選手だったが、その後は7回は138km/hで空振り三振、10回、13回の打席でも三振と、5打数1安打1打点4三振という内容に、「速い球への課題が見つかった」と反省した。

 谷田選手はリーグ戦でも東大の投手など球速があまり無い投手からは左右に伸びていくホームランを放つのだが、140km/hの速球になると苦しむような所がある。この日は4三振という事で「振ること」を課題にして臨んだのだと思うが、まだ課題克服とはいっていないようだ。

 インコースの140km/hのストレートをライトスタンドに放り込む姿が見られれば、ドラフト1位の声が出てくる選手だと思う。その姿を春のリーグ戦で見せることができるか、注目したい。

2015年度-大学生外野手のドラフト候補リスト

ユニバーシアードに出場する侍ジャパン大学代表の1次候補メンバーを発表 | ドラフト会議ホームページ2015 Draft home page

 

 第2試合に出場した今秋ドラフト候補の慶大・谷田は、6回に右越えソロを放ち「真っすぐを待っていて浮いた変化球を打てた」と今季1号を振り返った。それでも、本塁打以外の5打席は凡退。4三振を喫し「課題がたくさん見つかった。改善していきたい」と引き締めていた。

 6回無死から右中間スタンドに運び「逆風でしたけど、フェンスは超えると思いました」と言った。

 ただ残りの打席では4三振を喫し「最悪ですね。まだまだこれからなので、リーグ戦に向けて改善したいです」と言った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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