東農大北海道オホーツク・井口和朋投手が146km/h、14奪三振力投

大学野球ドラフトニュース 2015年ドラフトニュース

 東農大北海道オホーツクの井口和朋投手も実力を見せた。最速146km/hの直球を決め球に、富士大打線から14三振を奪った。

144球の力投

 東農大北海道の井口和朋投手は、昨年の明治神宮大会でチームをベスト4に導くなど、これまで全国大会では5試合に登板して18回2/3を無失点に抑えており、負けが無い。ただし、風張蓮投手や玉井大翔投手といった頼れる先輩がおり、「大事な所で先輩に代わっていた」と井口投手は話す。

 この日も富士大を相手に序盤から飛ばすと、得意の変化球で追い込んでから146km/hを何度も記録した速球で仕留め、14三振を奪った。終盤に3点を奪われて追い上げられたものの降板はせず、144球を投げて完投しエースとしての1勝を飾った。

 9回を投げて7安打2四死球で3失点、14奪三振と頼れる投手となった。やや開き気味のフォームなどや、常時では140km/h前後という所もあり、熊原健人投手や岡田明丈投手のようにプロのスカウトからのコメントは見られない。しかし、これからユニバーシアードでの活躍や、秋、そしてその先でもう一回り大きくなる可能性が高い。

 社会人を経てドラフト上位でプロ入りしそうな投手だと思う。

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打線が2回までに3点を先行したおかげで、井口は「楽に投げられた」。最速146キロの直球とスライダーを軸に、2回2死から5者連続K。「完投は人生で2回目くらい。最後はバテました」と9回に2点を許したが、最後の3つのアウトも空振り三振で、144球を投げきった。

東農大北海道オホーツクの井口が公式戦初完投を飾った。今秋ドラフト候補でユニバーシアード大学日本代表。この日は直球が最速146キロをマークし、5者連続を含む14三振を奪った。

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