侍ジャパン大学代表はユニバーシアードの初戦で地元・韓国と対戦し、8-0で快勝した。先発した柳裕也投手が6回を投げて10奪三振を記録、田中正義投手は1回を投げて150km/hを記録し2奪三振も2安打を許した。
4投手で無失点リレー
地元という事もあり、日本戦という事もあって力を出してくると見られた韓国だが、大会前の日本での交流試合でも大敗をするなど、やや力不足のようにも見える。ただし、油断はできないのは間違いない。
この日は明治大3年の柳裕也投手が登板し、6回を2安打10奪三振1四球で無失点に抑え打線を黙らせた。その後、明大4年・上原健太投手が1回をノーヒット1奪三振で無失点、専大2年のアンダースロー・高橋礼投手も1回ノーヒット2奪三振と完璧なピッチングを見せた。
最後は田中正義投手が登板、プロを相手に4回をパーフェクトに抑えたが、この日は2安打を許した。それでも最後は150km/hの速球で三振で締め、4投手で15三振を奪って完封した。
田中投手はリーグ戦でも点差が開いたり、相手を見て力を抜く場面があったりする。またこの日はマウンドの高さの違いにも苦労をしたようだ。この日も8点差の登板という事もあり、壮行試合のような投球ではなかったようだ。
打線も好調
打線では1番に入った立教大3年の佐藤拓也選手が4打数3安打1打点を記録、また6番に入った慶大4年・谷田成吾選手が2打数2安打2打点の活躍を見せている。高山俊選手、茂木栄五郎選手も1安打を放つなど合計11安打で8点を奪うなど打線がつながった。
壮行試合でホームランを放つなど活躍を見せた吉田正尚選手は、5打数ノーヒット2三振と一人結果を出せなかった。次はやってくれるだろう。
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プロ注目の創価大・田中正義投手が、8-0の9回に4番手で登板して150キロの速球を連発した。
2三振を奪った一方、単調な配球で2安打を浴び「一辺倒になってしまったのは反省」と課題を挙げた。
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