仙台大・熊原健人投手がプロ志望届を提出

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 仙台大の152キロ右腕、熊原健人投手がプロ志望届を提出した。

球の強さは大学NO1

 ドラフト1位候補の仙台大・熊原健人投手がこの日までにプロ志望届を提出したことが分かった。熊原投手は178cm81kgの右腕投手で、一塁側に左足を大きく開いて構える独特の体勢から投げる。投げられる速球は最速は152キロを記録し、速球の強さでは今年の投手の中でNO1だと思う。速球だけで相手を抑える力がある。

 ただし変化球は少なく、守備など総合的にやや課題が残っており、ドラフト1位の超目玉にはなっていない。しかしこの速球を生かすための球を身に着ければ、そう簡単には打てない投手となりそうだ。リリーフであれば速球の力だけで勝負できるかもしれない。

 

巨人など注目

 その熊原投手には地元宮城の東北楽天や、リリーフ投手で苦労をしている巨人などが注目している。東北楽天は平沢大河選手、富士大の多和田真三郎投手などもおり、熊原投手と比較してドラフト1位指名選手を決める。

 巨人は野手のドラフト1位指名が続いており、投手陣は外国人投手が踏ん張るものの、リリーフも含めてやや綻びが見える。また野手もベテランが力を発揮できない姿も見せるなど、若手を入れて活性化をしたいところ、ドラフト1位では投手なら小笠原慎之介投手や高橋純平投手、野手ならオコエ瑠偉選手などを指名し、できれば2位で熊原投手など即戦力投手を獲得したいが、2位で指名順位が遅い巨人まで有力な即戦力投手が残る可能性は少ない。

 今年は補強ポイントを埋めるドラフト戦略にするならば、1位で熊原投手など即戦力投手、2位で高校生、3位で木下拓哉選手など捕手、という流れになるか。

2015年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

プロ志望届提出 スポーツ報知紙面 2015/9/8

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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コメント

  1. 巨人の補強ポイントは即戦力捕手、投手、外野手、です