早稲田大・柳沢一輝投手が8回10奪三振、北海道日本ハムスカウトが高評価

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東京六大学リーグでは早稲田大が法政大に連勝し勝ち点を挙げた。この日先発した150キロ右腕・柳沢一輝投手は変化球を織り交ぜて10三振を奪い、北海道日本ハムスカウトが評価をしている。

降雨中断も

雨が降る中で行われたこの日の試合だったが、先発した柳沢一輝投手は3回、ボークを取られたあとに2ランホームランを浴びて同点に追いつかれた。しかし4回途中に雨が強くなり1時間55分の降雨中断となると、その間に「気持ちをリセットして後半に入れた」と話し気持ちを整えた。その後は、146キロを記録したストレートと100キロ台のカーブなどを織り交ぜ、結局8回を投げて5安打10奪三振1四死球で3失点に抑えた。

エースの大竹耕太郎投手の調整が遅れているようで、2戦目の先発に抜擢された柳沢投手、北海道日本ハムの大渕スカウト部長が「馬力型だったのが、いろんな球のコンビネーションで抑えていた。新たな一面が見られた」と評価し、チャンスをつかんだようだ。

柳沢投手は広陵高校時代に捕手としてプレーし、リリーフで登板すると150キロを記録して注目された。大学でも速球派として時折リリーフで登板していたが、この日の先発での投球で可能性が広がった。

すぐにドラフトで指名されるかは微妙だが、社会人で投手として成績を残していく可能性を感じさせる。

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今春から先発を任された最速150キロの本格派だが「試合をつくらないといけない」と制球を重視。最速146キロを軸に10奪三振と力投した。

140キロ台中盤の直球に、100キロ台のカーブなどで10奪三振。視察した日本ハム・大渕スカウト部長は「馬力型だったのが、いろんな球のコンビネーションで抑えていた。新たな一面が見られた」と評価した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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