東洋大からドラフト1位3人誕生も、甲斐野央投手、梅津晃大投手、中川圭太選手に注目

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昨年、東都リーグを春秋連覇した東洋大からは、甲斐野央投手、梅津晃大投手、中川圭太選手の3人が今年のドラフト上位候補として注目されている。ドラフト1位まで上り詰めるか、スポーツニッポンが特集で報じた。

152キロと153キロの右腕

このサイトでも何度も名前が出てくる甲斐野央投手と梅津晃大投手、甲斐野投手は187cmから最速152キロの速球を投げ、変化球もコントロールも一定レベルのものがあり、特にフォークボールは三振が奪える。昨年秋のリーグ戦では5勝を挙げたが、35回を投げて40奪三振を記録した。

梅津投手も187cmの右腕、ただし甲斐野投手は76kgだが、梅津投手は90kgの体重があり体ができている。実績はまだまだで、1年生の春に2部リーグで2試合に登板したがその後、リーグ戦での登板は無く、昨年の春はベンチ入りメンバーからも外された。

しかしそれが効いて体重を10kg増やし90kgにすると、連日ブルペンで200球以上の投げ込みをし、140キロ前後の球を153キロまで伸ばすのに成功した。そして昨年秋はベンチ入りすると4試合に登板し、中央大戦では2回1/3で2失点でノックアウトも、2度目の先発となった国学院大戦では5回1/3を1安打7奪三振1失点の好投を見せた。甲斐野投手がリリーフで投げる中で2度の先発を任された梅津投手には、高橋監督の期待も大きいといえる。

グングン成長をしている梅津投手と、エースの風格を見せ始めた甲斐野投手、しかし昨年までは飯田投手というエースの存在があった。今年は自分がエースとなりチームを引っ張る事になる。

PL戦士

中川選手には高橋前監督も「今岡を十分目指せる。天才。ヒットゾーンが広い」と高い評価をしている。今岡選手は阪神などで活躍しプロで1284安打を記録、大学時代も軽いスイングでスタンドに運ぶアーチストと言われた。

中川選手も昨年までに、1部と2部合わせると80安打を記録しており、昨年は侍ジャパン大学代表メンバーにも選出、ユニバーシアードでは打率.500で不動の主軸として活躍した。

そして今岡選手と中川選手の共通点はPL学園出身、そして中川選手は、2016年に活動が休止となるチームで、2014年の夏に大阪大会で決勝まで勝ち上がった。最後のPL戦士ともいわれる。

東洋大姫路の甲斐野投手と中川選手は高校時代にも対戦した事があり、「まさか大学でチームメイトになるとは思わなかったけど、一緒にプロに行けたらいい」と話す。そして中川選手は「3人で1位で入るのが一番」と話した。

2010年の早稲田大が、斎藤佑樹投手、大石達也投手、福井優也投手の3人のドラフト1位となったが、それに続くか。東洋大に注目が集まる。

東洋大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

今秋ドラフト目玉は、東洋3人衆 スポーツニッポン紙面 2018/1/25

 

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