東洋大・上茶谷大河投手が151キロで7回7K無失点、日本ハム、楽天が評価

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東洋大は先発したエース格の上茶谷大河投手が、国学院大を7回無失点に抑えて今季3勝目を挙げた。安定した投球にプロのスカウトも高い評価をしている。

7回2安打無失点

先発した上茶谷大河投手は、中2日のマウンドだったものの、最速151キロを記録し、150キロ台を何度も見せる投球で、7回を2安打7奪三振無失点、四死球も1と安定したコントロールを見せて勝利を挙げた。

4回まではノーヒット、「落ち着いて1個1個を取る」とアウトを確実に奪っていく。7回には151キロを記録し3者連続三振、「自分の中でいい真っすぐが来だした」と納得の球を投げられたことにも満足感があふれていた。

リリーフで登板した甲斐野央投手が155キロを計測したが、上茶谷投手は「安心して見ていられた」と信頼をしている。そして球速については、「スピードボールより回転数を意識しています」と話した。

上茶谷投手の投球にもプロが高い評価を見せている。北海道日本ハムの山田スカウト顧問は「制球が安定しているね」と評価し、東北楽天の長島スカウト部長も、甲斐野投手と共に「非常に楽しみ」と話した。

上茶谷投手は、角度のある球と得意のスプリット、そして回転の良い球があり、東北福祉大時代の斉藤隆投手のような感じ、菅野智之投手のような甲斐野投手、梅津晃大投手とはやや違うタイプ。ドラフト1位で獲得できれば、十分満足できる投手なのは間違いない。

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先発の上茶谷は前回登板からしっかりと修正した。24日の国学院大1回戦での力みから失点につながった投球を反省。「落ち着いて1個1個(アウト)を取る」と四回まで無安打に抑えた。七回には「自分の中でいい真っすぐが来だした」と自己最速タイの151キロを計測。7回無失点7奪三振で今季3勝目を挙げた。

上茶谷がスピンの効いた直球に切れのあるスプリットなどを低めに集めて7回2安打無失点で今季3勝目。「1回戦は力みから棒球になった。今日は熱くなりつつも抑えて投げられた」と胸を張った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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