近畿大の144キロ左腕・小寺兼功投手が、同志社大を9回4安打8奪三振で完封勝利した。この試合には4球団のスカウトが視察に訪れている。
1四球完封
小寺兼功投手は179cm80kgの左腕投手で、最速は144キロ、スライダー、チェンジアップなど変化球の切れが良く、プロも注目をしている。
この日の同志社大戦では、持ち前のコントロールが良く、テンポを意識して投げると、9回まで4安打無失点、三振は8つを奪い四球は1つのみだった。「スライダーでカウントを稼げて、うまくゲームを作れた」と納得の完封勝利だった。
この日は4球団のスカウトが訪れた。同日に立命館大vs関西学院大の試合もあり、こちらでは150キロを記録する山上大輔投手が登板、こちらは8つの三振を奪い完投勝利を挙げたものの、13安打で4失点だった。
次節では首位の立命館大と優勝をかけて戦う近畿大、「状態は上がっている。立命大と相性はいいので」と話す小寺投手は、山上投手とのドラフト候補同士の投げ合いで勝利することができるか。
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第5節の3回戦が行われ、2季ぶりの優勝を狙う近大が同大を破り、2勝1敗で勝ち点を2に伸ばした。プロ注目の最速144キロ左腕・小寺兼功(けんこう、4年)が、4安打8奪三振1四球でリーグ戦初完封した。
「スライダーでカウントを稼げた。四球が少なくて、走者をためることなく、うまく試合をつくれた」と、充実感を漂わせた。
小寺が9回4安打無失点で完封し、優勝争いに踏みとどまった。4球団のスカウトの前で、1四球とテンポ良い投球を展開。「スライダーでカウントを稼げて、うまくゲームを作れた」と笑顔を見せた。次節は勝ち点差1で追う首位・立命大との直接対決。エースは「状態は上がっている。立命大と相性はいいので」と快投を約束した。
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