法政大1年・三浦銀二投手が3安打1失点完投

法政大, 三浦銀二

東京六大学の秋の開幕戦で、法政大は1年生の三浦銀二投手を先発させると、8回まで完封ペースの9回8奪三振1失点完投勝利を挙げた。

春に2勝

三浦銀二投手は昨年は福岡大大濠のエースとして甲子園にも出場し、プロのスカウトからも高い評価を受けていた。プロ志望をすればドラフト会議での指名は確実と言われていたが、法政大への進学を決めていた。

そしてこの春にすぐにリーグ戦で登板し、リリーフで2勝を挙げ、球速も150キロを記録した。そしてこの秋は先発の柱に指名され、この日の先発となった。この日は球速は140キロ中盤に抑え、球のキレとコントロールで勝負した。変化球も低めに決まり、8回まで無失点に抑えた。

9回に先頭打者にホームランを浴びて1失点したものの、9回3安打8奪三振1失点、146球を費やしたが見事な完投勝利だった。「目標は30勝」と話す三浦投手、まずは順調なスタートで3勝目を手にした。

東京六大学では1年生から結果を残す投手がいる。近い所では、早稲田大の斎藤佑樹投手は1年春に4勝、秋に4勝を挙げた。早稲田大の小島和哉投手も1年春に3勝、秋に3勝を挙げている。立教大の澤田圭佑投手は1年秋に5勝を挙げた。また法政大では、森田駿哉投手が1年春に1勝を挙げたものの、その後、2年生、3年生の時には登板できず、4年生となった今年春も3試合に登板したものの勝利はできていない。

東京六大学で30勝を挙げる投手は、大体はドラフト上位で指名されプロ入りをするが、大学で4年間を投げる中で成長を続けていくためには、4年間をトータルで見た成長曲線を描くことも必要だろう。たしかに今の時点でチームのエースを任される力はあると思うし、30勝をするためには1年時から結果を残しておく必要はある。しかし、175cmと体は大きくない三浦投手には、体を作るための時間も必要だ。今は高校時代の厳しいトレーニングによる遺産で勝っていると見るべきで、大学に入り、上のレベルで常に勝てるようにするためには、そのための時間は不可欠だろう。

難しいことかもしれないが、本人もチームも、試合で投げる戦力として使うパワーと、さらに成長をするために使うパワーをうまく分けてほしい。もし、三浦投手が4年間持たないようなことがあれば、法政大にはまた、大きな失望をすることになる。

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目指すところは大きい。法大・三浦は「目標は(通算)30勝」と宣言した。その可能性を十分感じさせた先発デビュー戦。春に救援で2勝した右腕は1年秋で開幕投手を任され、146球完投で期待に応えた。9回先頭打者に本塁打を浴びて完封こそ逃したが、8奪三振の好投だった。


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