駒澤大・上野翔太郎投手がリーグ戦初登板

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東都リーグの駒澤大は、この日の国学院大戦で3-3の引き分けとなったが、中京大中京で甲子園やU18代表で活躍した3年生の上野翔太郎投手が、リーグ戦初登板を果たした。

2回1失点

5回まで0-2とリードされた駒大は6回、3年生の上野翔太郎投手がリーグ戦初登板を果たした。球速は143キロ前後を投げ6回は無失点に抑えたものの、7回に2安打で1失点を許した。

上野投手は中京大中京時代に夏の甲子園で、岐阜城北、鹿児島実戦で完投して3回戦に進出すると、オコエ選手などのいた関東第一にも5回までノーヒットピッチング、8回まで1安打無失点に抑える好投を見せた。0-0の9回1アウトからサヨナラホームランを浴びて敗れたものの、鮮烈な投球を見せつけた。

そして日本で行われたU18W杯では、リリーフなどで登板し、18回で24三振を奪い、自責点0で準優勝に貢献している。この時の代表は、平沢大河選手、オコエ瑠偉選手、勝俣翔貴選手などがおり、清宮幸太郎選手も1年生で選出されていた。投手でも小笠原慎之介投手、高橋純平投手、佐藤世那投手がおり、明治大に進んだ森下暢仁投手もいた。

その後、駒大に進学した上野投手だが、甲子園やU18で投げた影響で、肩やひじに故障を抱え、1年間は投げられる状態ではなく、2年時も実力を出せずに終わった。そしてこの春のオープン戦で好投を見せていたが、この秋にリーグ戦初登板を果たした。

2回1失点という投球に上野投手は「まだまだ1部のレベルに追いついていない」と話したが、ようやく投げられるようになった事に、「もっと投げます」と話した。再び甲子園で見せたような輝きを放つ投球を見せてほしい。来年はドラフトの年となる。森下投手や勝俣選手などがドラフト候補として注目されるが、その中に上野投手も入ってきてほしい。

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駒大・上野がついに東都デビューを果たした。六回からマウンドに上がり、七回に2安打を許して1失点。「まだまだ1部のレベルに追いついていない」と力不足を痛感した。中京大中京では3年夏に甲子園出場後、侍ジャパン高校代表としてU-18W杯で準優勝。華々しい高校時代から3年がたったが、「もっと投げます」と巻き返しを誓った。

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