日体大・松本航投手が30勝300奪三振達成、ヤクルトが絶賛

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日体大のドラフト1位候補・松本航投手が、前日に先発でリーグ通算29勝目を挙げると、この日は0-0の5回から登板し、3回を1安打無失点に抑えて30勝目を挙げた。

30勝300奪三振

松本航投手は、0-0で迎えた5回から登板すると、最速148キロを記録したストレートと変化球を織り交ぜ、テンポよく8球でそのイニングを抑えた。野手をリズムに乗せると、その裏の攻撃で2点を奪った。6回、7回もしっかりと抑えて3回1安打無失点、リーグ30回目となる勝利投手となった。三振もリーグ歴代7位となる343個に伸ばした。

松本投手は、「みんながつないでくれて、達成させようと試合に入ってくれた。うれしかった」と話した。スタンドからは「わたるコール」が挙がり、「泣きそうでした」と話した。

今季は侍ジャパン大学代表に約1か月にわたって参加し、アメリカ、オランダと遠征を続けた。帰国後、リーグ戦に向けて調整をしたものの思うようにいかずに苦しんだが、今週の連勝で5勝2敗とし、エースの力を見せつけた。

この日は東京ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクが視察し、「安定度、完成度はトップクラス。球のキレもいいし、三振もとれる。経験豊富で勝てる投手で、即戦力の1位候補という評価は変わらない」と話した。前日には西武の渡辺SDも絶賛した。

来年から先発ローテーションに入りそうな即戦力投手では、東洋大の上茶谷大河投手と松本投手が最上位と評価できる。優勝まであと一歩のチームは、この二人を狙ってきそうだ。

そして日体大のもう一人のドラフト上位候補・東妻勇輔投手が、8回から登板すると2回を1安打無失点に抑え、松本投手の30勝に貢献した。「今日は松本に30勝させてやりたいと思って頑張った。僕自身もうれしいです」と話した。東妻投手は主にリリーフとして登板し、松本投手に勝利をつけ続けてきた。松本投手の30勝は、東妻投手のものでもある。

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前日(13日)は6回1失点で通算29勝目。この日は試合前からナインが、「30勝を達成させてあげよう」と、口々に言い合っていた。0―0の5回に登板すると、その裏に味方が2点を先取。通算奪三振もリーグ歴代7位となる343に伸ばし、菅野以来となる通算30勝&300Kを達成した。
視察したヤクルトの橿渕スカウトグループデスクも、「球のキレもいいし、三振も取れる。即戦力の1位候補という評価は変わらない」と、うなずいた。

完封リレーで30勝目が確定すると、松本航は安どの表情を浮かべて整列に加わった。11年の東海大・菅野(現巨人)以来となるリーグ9人目の大台。「みんながつないでくれて、達成させようと試合に入ってくれた。うれしかった」。試合後にはスタンドからの声援が飛び「泣きそうでした」と照れ笑いした。

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