佛教大3年の149キロ右腕・福森建投手が完封、関西国際大2年・武次春哉投手も16奪三振完封

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関西地区大学野球選手権では佛教大が和歌山大に勝利、188cmから149キロの速球を投げる福森建投手が完封勝利した。また関西国際大の2年生・武次春哉投手は16奪三振で京産大を4安打に抑えて完封した。

関西注目投手

佛教大の福森建投手は、188cm89kgの大型右腕で、3年生の今年に149キロを記録、この秋のリーグ戦は5勝を挙げる活躍を見せている。

明治神宮大会出場を決める関西地区大学野球選手権はこの日1回戦が行われ、福森投手は和歌山大戦に先発すると、初回に2ベースヒットを打たれてピンチを背負うもこれを無失点で切り抜けると、6回、8回もランナーを出したが併殺で切り抜けた。9回を投げて完封で勝利、5四球を与えて「四球の多さは反省です」と話したものの、今季5勝を挙げた安定感を見せた。

また関西国際大はこの日、京産大と対戦すると、先発した2年生左腕の武次春哉投手が、キレの良いストレートにカットボール、チェンジアップで空振りを奪える。9回こそ三振を奪えなかったが8回まで毎回の16三振を奪う快投で、4安打完封勝利を挙げた。

武次投手は164cmと小柄な左腕だが、西脇工業で投げていた姿を鈴木監督が見て、「170センチあれば、高校でプロに行っていたかもしれない。隠れた逸材。どうしてもうちに来てほしい投手でした」と大学に誘った。1年生春からエースとなり4勝を挙げると、その秋は左わき腹を痛めて1勝どまりだったが、今年は春に7勝、そしてこの秋も7勝、2年間ですでに19勝を挙げている。

関西国際大は千葉ロッテ・松永投手などキレの良い左腕投手が出てくるチームだが、武次投手は大体大の上原浩治投手が記録したリーグ通算36勝を塗り替える可能性が十分ある投手で、今後、さらに注目を集めそうだ。

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水口(みなくち)時代は3~4番手で、3年夏の滋賀大会はベンチ入りを逃した。それでも「まだまだ自分はやれるはず」と成長を信じ、大学3年春でようやくエースに。今年は自己最速149キロもマークした。第1代表での神宮切符まであと2勝。「1試合1試合、責任を果たして行きたい」と次を見据えた。

だが試合が始まってみれば、速球に加え、カットボール、チェンジアップで三振の山を築いた。「リーグ戦で当たっている相手には研究されて見られることもあるけれど、初めて対戦する相手には有効」という変化球で、京産大打線のバットに思うように空を切らせた。

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