慶応大が始動、郡司捕手・柳町選手・中村 選手&増居翔太投手も

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慶応大が2月4日、日吉グラウンドで今年初の全体練習を開始した。今年は郡司裕也選手、柳町達選手、中村健人選手などにプロの視線が集まる。

今年はドラフト指名あるか

慶応大は昨年はドラフト会議での指名はなく、しかも卒業後に野球を続ける選手もいなかった(慶応大4年生の進路(2018))。しかし今年は、郡司裕也選手、柳町達選手、中村健人選手などにプロのスカウトの視線が送られている。

郡司選手は仙台育英時代に平沢大河選手とともにクリンナップを打ち、180cmの大型捕手としてプロから注目された。大学でも1年生からマスクを被り2年生春には打率.345、3本塁打を記録、昨年春も打率.365を記録した。また捕手として一昨年秋と昨年春のリーグ連覇に導くなど、総合力の高い捕手として注目されている。

ただし昨年は、侍ジャパン大学代表には選ばれず、ライバルの東洋大・佐藤都志也選手、東海大・海野隆司選手、立教大・藤野隼大選手が選ばれた。郡司選手は世界大学野球大会に出場する東京六大学選抜に選ばれたが、日米大学野球やハーレムベースボールウィークでは戦えなかった。打撃の佐藤選手、強肩の海野選手など特徴が光る二人に比べ、どこが特徴かと言われるとなかなか答えにくい所がある。

毎年、春のリーグ戦は調子がよく、この春はまずホームランと打率でキャリアハイを残し、チームを優勝に導いて「やっぱり郡司はいい選手」と言われる活躍を見せたい。

また慶応大ではリーグ通算85安打を記録し、春にも100安打を達成しそうな柳町達選手、昨年秋に5本塁打を放ち急成長を見せた中村健人選手の外野手コンビ、また昨年秋に6勝を挙げた左腕の高橋佑樹投手や150キロ超の球を投げる高橋亮吾投手、他にも津留崎大成投手、石井雄也投手などがそろい、春の活躍次第では注目されそうだ。

その投手陣には強力な味方が登場する。昨年までトヨタ自動車でプレーしていたOBの竹内大助氏が助監督としてチームに加わった。竹内氏は現役時代にリーグ22勝、ノーヒットノーランも記録したことがあり、多彩な投手陣を支える事になる。

さらに、慶応大のAO入試合格で入ってきた左の増居翔太投手、生井惇己投手などもこの日、全体練習に参加した。148キロ右腕の小林綾投手、147キロ右腕の橋本達弥投手、文徳の萩尾匡也選手などプロが注目した選手も多く、1年生の活躍も期待される。

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慶応大のAO入試合格者(2019)

プロ注目の捕手、郡司裕也主将(3年)は、「昨年秋に3連覇を逃したが、選手層は厚くなってきていると思うので、優勝、日本一をめざしていきたい」と意気込みを表した。

昨春まで国公立大志望だったが「レベルの高い東京六大学でやってみたい。将来、早慶戦で先発を任される投手になりたい」と自己推薦(AO)受験をパスし、先月29日に入寮した。

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