慶応大の柳町達選手が、リーグ通算100安打まで15本としており、今季での達成を狙う。
14安打
柳町達選手と言えばミスターコンスタントというくらい、毎年コンスタントに記録を残す選手である。東京六大学では1年春からスタメンで出場し、開幕戦でホームランを放って注目された。そして1年春に14安打すると秋は13安打、2年春は16安打だが、その後は今スタンドに14安打を記録している。
シーズン | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四死球 | 打率 |
2016春 | 13 | 45 | 14 | 2 | 8 | 4 | .311 |
2016秋 | 12 | 41 | 13 | 1 | 5 | 3 | .317 |
2017春 | 14 | 55 | 16 | 1 | 9 | 9 | .291 |
2017秋 | 13 | 49 | 14 | 1 | 8 | 10 | .286 |
2018春 | 13 | 52 | 14 | 0 | 4 | 7 | .269 |
2018秋 | 14 | 54 | 14 | 0 | 2 | 5 | .259 |
合計 | 79 | 296 | 85 | 5 | 36 | 38 | .287 |
それでも打席数が増えており打率は1年時に3割を記録して以降、2割台となり昨年秋は2割5分程度となっている。リーグ通算85安打を記録し残り15安打としているが、今季で達成するためにはまず14本の壁を破ることが必要になる。
50m6.4秒、遠投100mの外野手で特徴はやはり打撃となる。しかし、明治大でリーグ記録の131安打を記録して、ドラフト1位で阪神に指名された高山俊選手がプロで苦しんでいる所を見ると、プロ入りをするためには4年生の特に春はかなりの爆発力が必要だ。
この春は20安打、そして3本塁打以上を打ち、秋も20安打で高山選手の記録に迫るくらいをノルマとしてほしい。外野手は社会人に進んでもドラフトで指名されるのは相当厳しい。今年は生涯をかけた1年というくらいの活躍を期待したい。
柔らかい打撃と高い対応力が持ち味の左の巧打者。3年間で85安打を積み上げた。量産の秘けつは「ケガしないこと」。幼少の頃、家で毎日欠かさず行っていたストレッチを今も続ける。
コメント