慶応大・中村健人選手がホームラン、福岡ソフトバンク「右でパンチ力ある」

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東京六大学では慶応大がドラフト候補の活躍で立教大に2連勝した。昨秋に5本塁打を放った中村健人選手が初回に2ランホームランを放った。また柳町達選手は通算90安打とした。

ソフトバンクが注目

中村健人選手は昨年秋に、主将だった4年生の代わりに1番で出場をすると5本塁打を放ち一気に脚光を浴びた。この日は3番ライトで出場すると、初回にバットを振り切ってレフトスタンドに運ぶ2ランホームランを放ち、また3回にはレフト線に2点タイムリー2ベースヒットを打ち、3打数2安打4打点の活躍を見せた。

この日は6球団のスカウトが視察に訪れいていたが、福岡ソフトバンクの永井編成育成部長は「右打者でパンチ力がある」と話し、長打力を評価した。

また慶応大はこの日、柳町達選手が2安打を記録してリーグ通算90安打とした。今季は2戦で5安打を打っている。また、4番を打った郡司裕也捕手は3打数ノーヒットに終わったが、先発した151キロ右腕の木澤尚文投手などをリードし、立教大・藤野隼大選手とのチームを引っ張る捕手同士の対戦を2連勝で制した。

そしてこの日は、1年秋に150キロを超す速球で優勝の立役者となった佐藤宏樹投手が2番手で登板すると、149キロの速球をみせて2回を1安打1四球、6奪三振とアウトはすべて三振で奪う圧巻の投球を見せた。最後は昨年春のセンバツで9回までノーヒットピッチングをみせていた彦根東出身の増居翔太投手が、ピンチを招いたものの無失点に抑えた。

慶応大は今年のドラフト会議で捕手の郡司選手、スラッガーの中村選手、1番の柳町選手、そして150キロリリーバーの高橋亮吾投手、投げっぷりの良いエースの高橋佑樹投手などドラフト候補が目白押しだが、来年は佐藤投手がドラフトの目玉クラスで、木澤投手なども注目される。

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初回1死一塁。中村が内角直球を引っ張り、左翼席に運んだ。無死一塁から2番が走者を進められず、「カバーしたい思いだった。自分の良さが消えないように、振り負けないようにした」。昨秋に初本塁打から一気にリーグ最多5発を放ったパンチ力を発揮した。

前日の3安打に続き、この日も2安打で通算90安打とした柳町、強肩強打の捕手・郡司とドラフト候補コンビが注目されるが、中村も昨秋だけで5本塁打を放つなど存在感を増している。「郡司、柳町の慶応と言われないよう頑張りたい」とチーム内競争を強調した。

開幕2試合で5安打の固め打ちに「まずまずです」と控えめに言った。通算100安打まで10本とし「1打席1打席に集中するだけです。春で100安打を超える勢いでやりたい」と気を引き締めた。

慶大・中村にソフトバンク注目 サンケイスポーツ紙面 2019/4/15

 

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