147キロのキレの良い速球を投げる九州産業大の浦本千広投手に、千葉ロッテ、オリックスなどのスカウトが視察した。
故障明け
浦本千広投手は昨年の大学野球選手権で4安打13奪三振完封勝利を挙げるなど、147キロの右腕投手として、プロのスカウトから「馬原孝浩に似ている」と評価をされる。
この日の福岡教育大との試合では5回を投げて2失点、球速も140キロどまりだったが、3月に右ひじの炎症で痛みがあり調整が遅れている。この日もやや力の差がある相手に対して、チェンジアップとカットボールを封印し、ストレート、カーブ、スライダー、フォークを投げ、4回までは2安打無失点に抑えるなど好投も見せていた。「打者に対してしっかり投げるのがテーマだった。腕を振って投げられた」と話し、まずは手ごたえをつかんだ。
この日は浦本投手の調子を見ようと千葉ロッテ、オリックスなど複数球団のスカウトが視察したが、「プロに行きたい気持ちはあるが、今は意識せずにいきたい」と話した。それでも、「リーグ戦後半には直球も140キロ台後半に戻したい」と話している。
復活まではもう少し時間がかかりそうだが、150キロを記録して秋のドラフト会議を迎えたい。
プロ注目の九産大・浦本千広、今季初登板5回2失点 – アマ野球 : 日刊スポーツ 2019/4/14
「打者に対してしっかり投げるのがテーマだった。腕を振って投げられた」と一安心といった表情だった。この日はネット裏にロッテ、オリックスなど数球団のスカウトが見守ったが「プロに行きたい気持ちはあるが、今は意識せずにいきたい」と力みもない。
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