旭川大の195cm右腕・松村尚汰投手がリーグ戦初完封

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旭川大で195cmの身長投手として注目されている松村尚汰投手が、リーグ戦初完封を記録した。

東農大北海道を

松村尚汰投手は旭川明成高校出身の投手で身長はなんと195cm、高校時に145キロを記録し注目をされていた投手だった。しかし、リーグ戦大学2年春のシーズン前に右ひじのじん帯を手術し、3年春までの1年間、リハビリをしていた。

その後、肘の負担を軽くするために、スリークォーター気味にしてコンパクトに折りたたんで投げるようになると3年秋のリーグ戦で登板し、そしてこのオフはようやく投手としての本格なトレーニングを行った。

この日は強豪の東農大北海道が相手だったが、6安打に抑えて完封勝利した。「完封しかない。」と投げたと話し、「緩急つけ、コースにうまく投げ分けられたのがよかった」と全体の投球について振り返った。また球速も高校3年生以来の145キロを記録した。

将来については、「ここから、しっかり自分の良さを取り戻し、プロや社会人でできるような投手を目指したい」と話している。195cmの長身が目立たないわけがない。145キロの速球を150キロまで上げてゆきたい。

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大学2年の春季リーグ前に右肘の靱帯(じんたい)を手術。2年春から3年春まで1年間を棒に振った。手術前は195センチの長身を生かし、上から力任せに振り下ろしていたが「それが負担だったのかも知れない。体に合った投げ方がいい」と手術後、肘をコンパクトに畳みスリークオーター気味のフォームに変えた。昨秋のリーグ戦で公式戦復帰すると、冬を越え着実に復調。この日は高校3年時以来、出せていなかった自己最速145キロを記録し「投げられない時間が自分を見直すいい期間だったと思えるようになった」と前向きに話した。

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