東京六大学、早大・加藤雅樹選手3安打、法大・宇草孔基選手130M弾など3安打

大学野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

東京六大学はこの日、早稲田大vs法政大の対戦が行われ、早稲田大の加藤雅樹選手が2安打を打って打率.432とし首位打者に立った。法政大の宇草孔基選手も130mの特大弾など3安打で打率.395としリーグ4位、熾烈な争いを繰り広げている。

宇草選手130m特大弾

東京六大学の優勝争いは、明治大と慶応大に絞られた。この日の早稲田大vs法政大の3回戦は、この争いからは外れてしまったが、首位打者争いで白熱を見せた。

早稲田大の4年生でドラフト候補の加藤雅樹選手は、前日の試合で3安打を打つと、この日も2安打を記録、5打数2安打だったため打率は6厘下げたものの.432とし、今週のカードで慶応大の柳町達選手がヒットを打てずに打率を下げると、この日も早稲田大の檜村篤史選手、法政大の福田光輝選手がノーヒットに終わり、加藤選手が首位打者に立った。

加藤選手は2年生の春に首位打者に輝いているが、その時は打てないとイライラしたりと気持ちの面ではまだ強くなく、その後、打撃を崩してしまった。しかし今年は「数字は気にしていません。常に気持ちは穏やかです。技術面だけ修正すればいい」と、精神的な面で大きく成長を見せた。

またこの日、法政大は宇草孔基選手が初回に、バックスクリーン右の看板に当てる特大の130mホームランを放つと、4打数3安打の猛打賞の打撃を見せた。打率.395としてリーグ4位まで上げ、来週の明治大戦での首位打者を狙う。宇草選手はオープン戦の時から調子の良さを見せており、俊足の外野手として注目される。

ホームラン数では、法政大の安本竜二選手が5試合連続の5本を打っているが、加藤選手、宇草選手が3本塁打で2位となっている。ホームラン王争いからも目が離せない。

2019年度-大学生外野手のドラフト候補リスト
2019年度-東京六大学リーグのドラフト候補リスト

1位 早大・加藤(4割3分2厘)
2位 慶大・柳町(4割2分4厘)
3位 立大・山田(4割7厘)
4位 法大・宇草(3割9分5厘)
5位 早大・檜村(3割9分4厘)

22歳の誕生日だった前日は3安打。この日も2本の適時打で勝利に貢献した早大の主将・加藤は「一打席に集中して悔いのないようにしています」と笑顔を見せた。5打数2安打で前日の・438から打率を6厘下げたものの、ライバルの檜村、福田が無安打でトップに。「数字は見ないようにしています。慶応には勝ち点がまず第一。そして打率という結果がついてくれれば」と話した。

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