山村学園が快進撃、強肩強打の橋本大樹捕手に中日が注目

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春季高校野球関東大会では、習志野を破った山村学園が国士舘にも勝利し準決勝に勝ち進んだ。プロ注目の左腕・和田朋也投手とともにバッテリーを組む橋本大樹捕手にもプロの視線が送られた。

捕手もプロ注目

山村学園は和田朋也投手が182cm80kgの大型左腕投手で、力のある130キロ後半の速球を投げる投手として注目されているが、捕手の橋本大樹捕手も176cm75kgと大きくはないが、セカンドまで1.9秒の送球があり、今大会は上尾市民球場で高校通算15号となるホームランを放っている。

その山村学園は2回戦でセンバツ準優勝の習志野を破り、勢いに乗っている。この日の準々決勝でも東京の国士舘と対戦すると10-5で勝利、橋本選手は4番捕手として4打数2安打1打点の活躍を見せた。

関東大会には連日、スカウトが詰めかけているが、この日も4球団のスカウトが視察し、その中で中日の小山スカウトは「肩の強さは感じるので、夏までじっくり見たい」と評価した。

埼玉大会で橋本選手を見たが、スローイングはもっと強さと精度を挙げられると思う。しかし、やや荒れ球系の山村投手をテンポよく投げさせてうまく乗せるような、ノリの良さを作れる捕手だと思った。

チームは山梨、千葉、東京の強豪を撃破し、イケイケ状態になっているだろう。この勢いをバッテリーがしっかりと保って関東王者を狙いたい。

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この日は4球団が視察し、中日・小山スカウトは「肩の強さは感じるので、夏までじっくり見たい」と評価。

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