早慶戦は慶大が勝利、優勝の明治大・森下主将は「最優秀防御率を取りたかった」

大学野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

東京六大学リーグは早慶戦の3回戦が行われ、慶応大のエース・高橋佑樹投手が完封し、2勝1敗で伝統に戦いを制した。優勝の明治大は大学野球選手権に出場する。

エース・高橋が完封

早慶戦3回戦は慶応大の4年生でドラフト候補左腕の高橋佑樹投手が好投、9回を投げて3安打5奪三振で早稲田を完封し、2-0で勝利した。1回戦では先発をしたものの6回で2失点、早稲田大の1番・瀧澤虎太朗選手にホームランとホームスチールを決められ、その場面が夜のスポーツ番組で放送されると、「テレビに出ちゃって、間抜けな投手になったので」と悔しい思いをした。

そしてこの日は、「滝沢だけは許さないと思って抑えた。」と話し、4打数ノーヒットに抑え込んだ。昨年秋も優勝のかかった早慶戦で敗れて優勝を逃し、悔しい思いが続いていたが、ようやくリベンジとなった。

首位打者は明治大・添田選手

東京六大学はこれで春の全日程を終了した。首位打者争いは、慶大・柳町達選手や早稲田大・加藤雅樹選手などが競ったが、柳町選手が.378で3位、加藤選手が.396で2位、首位打者は明治大・添田真海選手が.400で獲得した。

またベストナインは、捕手で早稲田大の小藤翼選手、遊撃手で同じく早稲田大の檜村篤史選手が選ばれ、今季5試合連続ホームランを放った法政大・安本竜二選手や、4本塁打に打率.339の法政大・宇草孔基選手が選ばれた。

投手部門では立教大のエース・田中誠也投手が3勝3敗ながら防御率1.80で最優秀防御率となった。明治大の154キロ右腕・森下暢仁投手は防御率2.03で2位となったが、エースとして4勝1敗、主将としてもチームを優勝に導きベストナインに選ばれた。それでも「最優秀防御率を獲りたかった。」と話した。

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「絶対出したくなかった。(本盗がニュースなどで)テレビに出ちゃって、間抜けな投手になったので」

「滝沢だけは許さないと思って抑えた。調子が悪くても1回戦から先発で使ってくれた大久保監督に感謝」

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