敦賀気比のプロ注目外野手・木下元秀選手が星稜・奥川投手と対戦熱望

高校野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

春季高校野球北信越大会では、敦賀気比が日本文理に8-3で勝利、プロ注目外野手の木下元秀選手が2ベースヒット、3ベースヒットを打つ活躍を見せた。決勝では星稜と対戦し、奥川恭伸投手との対戦を熱望する。

野手でプロを目指す

木下元秀選手は182cm86kgの体があり、昨年までは大型左腕投手として138キロの速球を投げて注目されていた。しかし、昨年11月の練習試合で左ひじのじん帯を痛め、2月まで投手としての練習ができずに、外野手としての練習に取り組むと、春には高校通算30本に到達して野手としてもドラフト候補として注目されるようになった。

4番レフトで出場をした木下選手だが、この北信越大会前、打撃では練習試合でも20打席ノーヒットが続いていたという。しかし大会に入ると調子が戻り、この日は3回に右中間に2ベースヒット、5回には同じく右中間に3ベースヒットを打ち、得点のきっかけを作った。また9回にもライト前ヒットで3安打、8-3の勝利に大きく貢献した。

決勝では星稜と対戦する。木下選手は、「あれほどの投手はなかなかいない。150キロはなかなか見られないし、プロからも高い評価を受けている投手と対戦できる。あの投手を見られるということはとても大きな収穫なので、そこをきっちりと打って夏につなげたいと思います。」と話し、「投げてもらわないと困りますね、楽しみにしてるので」と対戦を熱望した。バッターとして実力を試す他、この日の前日には投手としてのマウンドに登っており、「エースで4番になりたい。1番をつけて甲子園に戻りたい気持ちが大きいです」と投手としても奥川投手の投球を見て成長をしたいという想いがある。

対する奥川投手は1回戦で先発して6回を投げ、150キロを記録した。しかし2回戦、準決勝は登板しなかった。それでも準決勝では3度ブルペン投球をして肩を作っていたといい、決勝戦では先発をする可能性もある。

奥川vs木下の対戦ももちろん、この二人が将来に渡って、どんな戦いを続けていくのかを注目したい。

春季高校野球北信越大会(2019)の対戦カードと注目選手
2019年度-高校生外野手のドラフト候補リスト

「大会前は練習試合でも20打席くらいノーヒットだったんですけど、チームメートが『4番なんやからフルスイングしてこい』と言ってくれて、そこから気持ちが楽になって調子も上がってきました」

昨夏はエースで甲子園のマウンドを踏んでいる。左肘を痛めてこの春は野手に専念していたが、前日の試合で久しぶりに公式戦登板を果たした。「エースで4番になりたい。1番をつけて甲子園に戻りたい気持ちが大きいです」。

「凄い投手なので、自分たちの力を全て発揮するだけ。150キロはなかなか見られないし、プロからも高い評価を受けている投手と対戦できる。自分の実力が試せる」と公式戦の舞台での対戦を心待ちにした。

奥川は試合中に3度、ブルペンで投球練習を行ったが、出番はなし。「準備不足が一番ダメ。準備だけはして、いつでも投げられるようにしていました」と笑顔で話した。

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