オリックスがスカウト会議、福良新GM「うちのスカウトは優秀ですから」

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オリックスは6月4日に京セラドーム内でスカウト会議を開き、6月1日に就任した福良GMが初出席した。指名方針などを確認し、さらに大船渡高の佐々木朗希投手に興味を示した。

これまでのスカウティングと方針の確認

オリックスは6月1日に福良GMが就任したことから、この日、スカウト会議を実施した。会議では、今年のこれまでのスカウト会議の内容と、これまでのスカウティングの方針を確認し、福良GMは「初めてですからね。今までの流れを確認した。」と話した。そして、GMとしてチームの補強の方針を示し、「こういう方針で行こうという話はした」と話したが、「補強ポイントはみんな分かっていると思う。うちのスカウトは優秀ですから」とも話した。

ドラフト候補選手のリストアップや絞り込み、または映像でチェックをするような事はしなかったが、来週10日に開幕する大学野球選手権を前に、「大学選手権で挙がっている選手を聞いただけです」と注目選手を確認した。

また、会議後に大船渡高の佐々木朗希投手に北海道日本ハムが1位指名を明言した事について質問されると、「そこまでなかった」と、佐々木投手への評価付けや、他球団の状況分析などは行わなかった。ただし、「映像では見たことある。1回は生で見たいですよね。あれを見る限りではすごい」と興味が高い事を示した。

福良GMは監督時代から1位指名についてフロントに意見を言い、山岡投手、田嶋投手など即戦力投手の指名を続けさせた。それにより先発陣はある程度形になったものの、野手の不足が浮き彫りとなり、今季は打撃が他球団より劣る状況になっている。昨年もトレードで野手の入れ替えを行ったものの、やはりドラフト会議が基本となってくる。

福良GMが現場の意見をしっかりと聞き、バランスの取れたチームを作っていけるかどうか、お手並みを見たい。

オリックスバファローズのドラフト会議

1日に正式就任して以降、事実上の初仕事といえる大阪市内で開かれたスカウト会議に出席。1位候補については「自分の中ではあるが、スカウトの話も聞いてみたい」と話すにとどめたが、佐々木に関しては「1回は生で見たいですね。テレビで見た限りでは凄い投手」と自らの目で見極める方針だ。

1日付で就任した前監督の福良淳一GM(58)が初出席。これまでの会議内容や方針を確認し「こういう方針で行こうという話はした」と説明した。

日本ハムは2日に今秋のドラフト会議(10月17日)で大船渡(岩手)・佐々木朗希投手(3年)を1位指名すると明言したことについて、「そこまで(話は)なかった」と明言はなかったものの、「(佐々木を)映像では見たことある。1回は生で見たいですよね。あれを見る限りではすごい」と評価した。

福良GM出席 オリックススカウト会議 デイリースポーツ紙面 2019/6/5

 

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